スタッフブログ・家づくりコラム
新築住宅?賃貸住宅?どっちがいいの?徹底解剖!!【滋賀県甲賀市新築コラムVol.57】
2020.03.21
甲賀市、湖南市、蒲生郡日野町、竜王町、東近江市で注文住宅をご検討される皆様こんにちは。びわこホームの青木です。
住むなら新築住宅を建てるのか?賃貸住宅に住むのか?ド定番ともいえるこのテーマに対して頭を抱え悩んでいる方もおられる事でしょう。
そこで本日は、人それぞれの考え方があると思いますが、私の見解をお伝えしようと思います。
賃貸住宅の魅力
まずはメリットについてお伝えします。賃貸に住むメリットとは、家族の人数や希望の広さに合わせて部屋を選び住むので無駄がありません。
家を建てると子供が1人立ちした後も物置になる事などはありません。それに転勤や子供の学校の都合などに合わせて引っ越しすることができます。
賃貸住宅の場合、オーナーが別に存在します。つまり、住宅設備やエアコンなどの機器トラブルが起こった時もオーナー負担が一般的です。
自損したときは別として・・・災害などで倒壊した時も損失負担をしなくてもいいのでそういった面ではメリットといえます。
最大のメリットといえば、やはり住宅ローンです。家賃は発生しますが、住宅ローンという重荷を背負わなくてもいいので気持ちは楽でしょうね。
固定資産税が発生しないことや、立地の居場所に住める事も賃貸住宅の魅力のひとつと言えますね。
新築住宅の魅力
賃貸住宅はあくまでも借りているという事を忘れてはいけません。将来リフォームや増改築を考えたりするのであれば購入した方がいいです。
新築住宅なら自分が住みたい理想のお家を実現することもできますし、賃貸住宅よりもグレードが高く好きなようにカスタマイズできます。
それに新築住宅で購入した場合、いつかは資産となります。
老後収入がなくなっても住むところはありますし、子供や孫の代にまで受け渡していくことができます。
また、住宅ローンを組む場合、ほとんどの場合で団体信用生命保険に加入します。
団体信用生命保険は住宅ローンの名義人が万が一お亡くなりになったり、高度障害等で返済が不可能になった場合に住宅ローンの残額を肩代わりしてもらえる保険のことです。
このように、万が一の時にでも家族が経済的に困らないような保険もあり、家族の安心を考えるのなら新築住宅の方がいいとも言えます。
これからの将来予測できる事
賃貸住宅は自分住みたい希望に応じてどちらかと言うと気軽に暮らすことができます。
当然、20代~30代の若い世代には賃貸の方が便利であるといえます。しかし、今は若くてもいつかは高齢者になります。
その時にどのようなマネープランを計画するのか重要になっていきます。老後2000万円問題も話題になりましたよね。
20代で住宅ローンを35年、組んだとして、完済するのは50代~60代です。
今や人生100年時代と言われている時代、50代、60代を過ぎて30年も家賃を払い続けていけるのでしょうか?退職金や年金で賄えるのでしょうか?
ネットで調べたところ、2019年では約5300万世帯から2035年には約4900万世帯まで世帯数が減少するという記事を見ました。
世帯数が減っていけば当然空き家の数も増えていきます。すでに空き家数の増数で問題になってきていますが、数十年後にはそれ以上ですね。
日本では東京オリンピック以降、地価が大幅に下落する可能性も説として指摘している人もいるようです。
地価が下がるという事は、資産価値も下がりますので将来的には賃貸住宅の方がコスト面では優れているという説も存在します。
将来的に新築住宅の方増えていくのか、賃貸住宅の方が増えていくのか、まだハッキリとはわかりませんが、住宅価格に変動があり地域格差が広がるのは間逃れなさそうです。
まとめ
新築住宅を建てるのか、それとも賃貸住宅に住む事が良いのかどちらがいいとは一概には言えません。
しかし、あくまで個人的な見解ですが、将来は長年住みなれた自宅で最期まで住む事が一番だと思っています。
賃貸住宅に住み続け、高齢になって、経済的な理由などで引っ越しをしないといけないという事はあまりに大変な事です。
例えばびわこホームで販売中のモデルハウスを購入した場合、35年ローンで2680万円の新築住宅を購入した場合、月々返済額は約72,000円となります。
少し広めの3DKの賃貸住宅の場合、共益費や駐車場代を含めると家賃と同じくらいではないでしょうか?
そう考えると単純に若い20代~30代の間に新築住宅を購入し、50代、60代完済し老後は持ち家でのんびり暮らすという事が理想的ではないでしょうか?
メンテナンスが必要になるのは当然ですが、毎月70,000円程度の家賃を払い続けるよりはコストは抑えられます。
先程空き家のお話も少ししましたが、近年では若い世代にリノベーション住宅に注目が集まっています。
新築住宅よりもコストが抑えられ、且つ、オリジナリティ溢れる自分だけのマイホームを完成させる事もできます。これも選択肢のひとつですね。
各家庭により事情もありますので、自分たちに合った暮らし方はどれなのか?ぜひ私たちプロに相談してみてください。
冒頭にお伝えしてました、住むなら新築住宅を建てるのか?賃貸住宅に住むのか?
このド定番ともいえるこのテーマに対して頭を抱え悩んでいる方のお悩みを解決できる糸口になるかもしれません。
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