スタッフブログ・家づくりコラム
失敗したくない!新築住宅の間取りづくりの5つのポイント【滋賀県甲賀市新築コラムVol.56】
2020.03.17
甲賀市、湖南市、蒲生郡日野町、竜王町、東近江市で注文住宅をご検討される皆様こんにちは。びわこホームの青木です。
新築住宅の間取りを考える事は楽しいですが、悩む事も多くて結構大変な作業です。
家族みんなが納得のできる間取りにするのは中々難しく、時間も膨大にかかってしまいます。しかしずっと悩んでいるばかりでは解決しません。
そこで本日は間取りを考えるための基本的なポイントをお伝えいたします。
ポイント① まずは家族の要望やアイデアを出し切る
家族で住む家なので、なんといっても最初は家族の意見を絞り出す事からです。
夫婦、両親、子供、それぞれの要望が必ず存在しますので意見が食い違うのは当然です。だからこそ、全員の意見を出し合うのが大事なのです。
意見を出し合うと今住んでいる住まいの問題点が出てきますのでそれについての改善点も上がってくるはずです。
そこで今までにない良いアイデアが思いつくことも!それに家族全員の意見が一致すれば間取りを決めるための判断材料にもなります。
意見が食い違うようならお互いに譲れない理由を伝えます。それでもまとまらないなら、優先順位を考え妥協できるポイントも探りましょう。
家族1人だけが頑固として譲らない場合はプロの目線、第3者の目線からアドバイスをもらう事も必要です。
ポイント② 採光・採風を考える
光と風は快適に生活をしていく上で欠かせないものでもあります。
まずはどのような土地に新築住宅を建てるのかを知る事です。方角や周りにどのような建物がたっているのかしっかり把握しておきましょう。
間取りをプランニングする時は東西南北の方角から住宅を配置します。
例えば、洗濯物を干す場所、玄関、一日を過ごすリビングなどは南東の陽当たりの良い配置にします。
トイレや階段、浴室などの水回りや人が滞在しないところは一般的に北西側に配置することが多くあります。
また、家の中の風通しが良いと気持ちよく過ごせますし、閉めっぱなしだった空間の換気にもなります。閉めっぱなしはカビやダニ等の原因にもなります。
自然の光と風が取り入られる間取りを意識しながらプランニングしていきましょう。
ポイント③ 快適な暮らしを実現する生活動線
生活動線は毎日の生活を快適にするために重要なポイントのひとつです。
家族の一日の生活の流れをイメージし、どういった流れでいつどの時間に動いているのかを書き出し、一日の動きを整理しましょう。
特に家事動線は大事です。特に朝なんかは、料理しながら洗濯や掃除、子どもの支度など、いくつもの家事を同時に行うことが多くて大変ですよね。
気づけばキッチン、洗面室、キッチン、洗面室・・・・何往復もしていたなんてことも思い返せば多々ありますよね。
そして、今現在だけでなく、5年後や10年後もどうなっているかを想像しながら考えることも大事です。
将来、子供はいつか大人になって独立する日がくるかもしれません、自分の両親の介護を自宅で行うかもしれません。車いすでの生活もあるかもしれません。
長く住む場所なので、ありとあらゆる事を想定してみましょう。
ポイント④ 家具や家電の配置を考える
意外に新築住宅が建ってから築くのが、コンセントの位置です。
コンセントと家具の配置を決めておかないと、後々コンセントが家具に隠れて使えない、数が足りないといった失敗も起こってしまいます。
折角の新築住宅なので、タコ足や延長コードは避けたいですよね・・・。線だらけの部屋になる事を避けるためにも家具や家電の位置も決めておきましょう。
建った後に気づきがちなのが、パソコンデスクを置く位置は決めていたけどLAN配線を忘れていた、キッチン家電を置く場所は決めていたけどコンセントの数や容量が足りない・・・。なんて失敗例もあります。
キッチン家電は意外にたくさんあります。オーブン、トースター、炊飯器、ポット、冷蔵庫、普段は使わないがミキサーやホットプレート、ブレンダーや掃除機もそうですよね・・・
後悔しないためにも家具配置を決め家電はどこに置くのかまで計画しておきましょう。
ポイント⑤ 収納は広さだけじゃない細部まで考えよう
収納スペースは十分な広さや収納量だけを考えるのではなく、収納内部のつくりやどこに収納をするのかも大事です。
例えば食品を収納するためのパントリーであればキッチン隣にないと不便になります。
スペースがないからとホールに作ったりしても結局使用しないままとなってしまいます。
また、パントリーの固定棚の奥行きを取りすぎると、小さい食品や小物類は隠れてしまうので取りにくくなり不便に感じてしまいます。
なので、可動式にして置くものによって棚の位置や大きさを変えられるようにしておくと便利です。
また、階段下などに配置する場合、明かりが届かないところの収納は暗くて良く見えません。なので照明をつけておくのもおすすめです。
このように、どこに何をしまうか、使いやすいつくりになっているか?しっかり配慮した上で設計しましょう。
まとめ
今回、お伝えしたように間取りを決める際に注意したい事は盛りだくさんあります。
間取りひとつで快適な生活をするための違いが大きく生じるため、失敗は何としても避けたいものですよね。
家は3回建てないとわからない・・・なんて言いますが、私たちにプロに相談していただき納得いくまでプランを練る事が大事です。
ここで紹介したポイントの他にもアドバイスをさせて頂きますので、間取りで迷ったらびわこホームへ!
お待ちしております。
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