スタッフブログ・家づくりコラム
家を建てる!と決めたらすること【滋賀県甲賀市新築コラムVol.380】
2023.04.07
家づくり、まずは何から始める?
甲賀市、湖南市、蒲生郡日野町、竜王町、東近江市で注文住宅をご検討される皆様こんにちは。
「そろそろマイホームが欲しいなぁ」 結婚したばかりの2人や、子育て世代のファミリー、そして子どもが巣立ち、シニア夫婦が暮らしたいマイホーム。 さまざまなきっかけで、家を建てようと決める方たちが多いと思います。 いざ新築マイホームを建てようと決意しても、約9割の方がお家づくり初心者でなにもわからないという方ばかりです。
今回は新築マイホームを思い立ったらまずなにをすればよいか、 お家が建つまでの大まかな流れとあわせて詳しくご紹介していきます。
1.まずは情報収集
まずは新築マイホームのイメージを膨らませて整理することが重要です。ネットでランダムに素敵な住まいを探してみましょう。おススメはInstagramで、家に関する画像がたくさんあります。
例えば「外観デザイン」で検索すると約18万件も出てきます。また「リビング」では約192万件。「リビング収納」では6万件。件数がかなり多いのでこだわりたい部分はピンポイントで探してみて、気に入ったものは保存しておくといいでしょう。空間づくりの参考になる画像が多く集まっていますので、必ず見ておきましょう。
家族の要望もヒアリングしてまとめておきましょう。キッチンは広く使えるアイランド型がいい、駐車場は車を何台配置できるくらいの広さがいいなどなど。家族それぞれの「好き!」が最低限実現できるような家づくりを考えましょう。
2.予算を決める
次は重要な資金の問題です。まず自分たちの貯蓄を確認して、頭金が出せるかどうかを検討しましょう。住宅ローンを利用しても、現金で支払いを行う諸費用も必要になってきます。その内容は住宅ローン手数料、登記費用、印紙税、地鎮祭費用、上棟式費用、引っ越し費用などです。
そして、子どもの新入学など今後のライフイベントでかかるお金の概算も見積もってみましょう。毎月の返済額や頭金のシミュレーションをしながら、月々いくらなら支払えるのかという返済計画を練り、資金計画をすることで自分たちが無理のない範囲で借り入れを行い返済を行っていけるように把握することが新築マイホームづくりでは大切になります。
3.家のテーマを決める
大体の予算を決めた後は、家づくりのテーマを決めましょう。例えば「北欧風」「シンプル&モダン」「家族が団らんを楽しめる家」「育児のしやすい家」「趣味を楽しむ家」など。
一番のポイントを決めて、そこをテーマとしておきます。ここまで絞り込んだ後は、ハウスメーカーを探す作業となります。実際に工務店やハウスメーカーの住宅展示場や完成見学会に参加することで、ネットや図面からではわからないサイズ感を体感できます。 注文住宅では1から間取りやデザインを決めることができますので、あらかじめ実際のお家を見ておくことで建てた後に「思ったより狭いかも…」 なんて後悔も防ぐことができます。
並行して土地探しも行いましょう。お家が建つとその先には”暮らし”があります。 そこでどのようなお家にするかと同じくらいどのような場所に住むかも非常に重要です。
比較検討し、いよいよ契約!
住宅会社や住宅展示場などで集めた情報をもとに見積もりなども依頼し、ご自身の予算、ご家族の価値観やライフプランに合う新築マイホームづくりができる 住宅会社を選び、いよいよ契約に至ります。 新築マイホームづくりを思い立ってからこの契約に至るまでに多くの方が4~6ヶ月ほどかかっていると言われています。
♦ 家が建つまでの流れを把握する
①新築の依頼先の候補に予算計画とローンの相談を
絞った依頼候補のハウスメーカーでは予算計画とローンの話をしながら、自分たちの希望するマイホームが実現できるのか相談してみましょう。この場合ハウスメーカーの「家づくり相談会」などに参加してみるのも勉強になります。わからない部分はどんどん質問したほうが良いです。また日ごろ利用している銀行や、勤務先の提携銀行などにおトクに借りられる住宅ローンが無いか、この住宅ローンについても情報収集を行いましょう。
②土地探し~住みたいエリアを決める
学区や周辺環境などの要望もまとめて、土地探しも行います。希望エリアの土地の相場などはネットを使って調べておきましょう。独自ルートで土地を探して希望の土地があったとしても、素人では見極めができないことが多々あります。そういうときは、依頼候補のハウスメーカーにその土地についても相談をしてください。
また、見つからない場合は、土地も探してもらいましょう。そして紹介された時は、希望のエリアか、学校の場所、最寄り駅までの道のりなどを昼と夜、両方見学しておいたほうがいいです。夕方からの通学路の安全性や、夜は人通りが少なく街灯が少ない暗い道のりなど確認しておきたいところです。また用途地域や土地の形状によっては希望の住まいが実現できない場合もあります。土地についてもハウスメーカーに相談するのが安心ですね。
③施工を依頼するハウスメーカーを決める
次は検討していた3~4社のハウスメーカーにプランニング・概算の見積もりを頼みましょう。そして出来上がってきた内容を比較します。要望が反映されているか、暮らしやすいか。予算内でどこが一番希望に合ったところなのか、慎重にチェックしましょう。そして、希望が最も反映され、予算内であるハウスメーカーを決めましょう。
どんどん具体的になってきましたね!
④土地の購入と住宅ローンの仮審査
土地を購入した後は住宅ローンの仮審査を受けます。そして土地購入契約の手付金を現金で支払うことになりますが、土地購入でつなぎ融資などを利用する場合は、建物のラフプランと概算見積もりが必要となります。この段階までにハウスメーカーに相談しておきましょう。
⑤本設計を依頼する
プランの詳細を決める段階です。間取り、造作カ所など詳しく話し合って決めていきます。さらに設備や仕様、デザインなども打ち合わせ。床や壁などの仕上げ材、建具類はカタログやサンプルから決めていきます。またキッチン、浴室などの設備も検討します。予算がオーバーした場合は、ここで予算の調整を行い、節約できる部分を探しバランス良く予算内の仕様や設備を決めていきます。
何もわからなくても怖くない!
ここまで、夢のマイホームに向けてまずはどのように進めていけばよいかご紹介してきました。 一生の買い物とも言われるマイホームづくり。 納得できるものをつくるためには前準備が大切になってきます。 予算を決めて、新しいマイホームでどんな暮らしがしたいか、想像するだけでも立派な前準備です。
時間はかかるかもしれませんが理想のマイホームづくりのためにしっかりと準備して、納得のいく素敵なマイホームを目指してくださいね。
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