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小屋裏収納ってどんな収納?【滋賀県甲賀市新築コラムVol.381】

2023.04.10

甲賀市、湖南市、蒲生郡日野町、竜王町、東近江市で注文住宅をご検討される皆様こんにちは。

 

小屋裏収納ってご存知でしょうか?似た言葉だと「ロフト」「屋根裏収納」とかのほうが馴染みがあるかもしれませんね。

 

 

小屋裏収納とは…三角屋根や斜め屋根の場合、天井との間にスペースができますよね。そのスペースを収納として活用するものです。

 

 

今回は「小屋裏収納」についてご紹介していきたいと思います。

小屋裏収納とは??


「屋根裏」「天井裏」や「ロフト」と呼ばれることもあります。基本的には全て小屋裏と同じ「小屋裏物置等」と呼ばれ、建築基準法的に違いはありません。

 

しかし、「ロフト」は用途が少し変わります。


ロフトとは…居室の一部になっている、天井を高くした部屋の上部スペースを2層にして活用するもののことです。部屋からロフト部分は見えますし、あくまでもひとつの部屋の中の一部分です。固定階段をつけることもOK。

 

 

 

対して小屋裏収納は、下の階とは別の独立したスペースです。天井に隠れて小屋裏収納のスペースは見えないという違いもあります。

 

屋根裏収納は建築基準法で大きさや造り方の規定があります。

  • 床から天井までの高さが1.4m以下
  • 面積が下の階の1/2未満

※市町村によっては、固定階段を付けてはならないという規定がある場合もあります。

 

上記のルールを守っていれば階や部屋とみなされないために、容積率や固定資産税の計算に含まれません。生活スペースへ影響を与えないように、収納スペースを確保することができるのです。

 

小屋裏への移動手段は、階段の他にハシゴで昇る方法があります。
どちらもメリット、デメリットがあるので紹介いたします。

 

 

♦固定階段

一般的な階段を設けて上がる方法。

手をふさぐことなく登れるため、小屋裏を収納スペースとして検討しているかたにおススメな方法です。しかし、設置スペースやコストがかかってしまうのがデメリットです。

 

 

♦収納式、可動式はしご

昇り降りをするときのみ使用するもの。

場所をとらずに設置するため狭小地にも設置しやすいのがメリットです。しかし昇り降りの際は手がふさがるため大きいものを収納するには注意が必要になります。固定階段と比べるとコストが低いのも特徴です。

 

多くの収納スペースを確保できる小屋裏ですが、夏は暑くなりすぎたり、ハシゴでの上り下りが面倒、ということで敬遠されることもあります。

 

先ほどご紹介した基準を守れば、屋根裏収納は部屋としてはカウントされないため固定資産税にも影響なし!3階建てが建てられない敷地でも、2階の上に小屋裏収納を造ることもできます。天井の高さがないことを心にとどめておけば使い方次第では収納以外でも書斎やリモートワークスペース、子どもの遊びやお昼寝スペースなどアイデア次第で使い方は様々です。

 

 

まとめ


・屋根裏収納は建築基準法で決まっており、該当すると部屋とみなされない為固定資産税の計算に含まれない

・移動手段としては「固定階段」と「可動式はしご」がある

・「固定階段」は物の持ち運びが楽になるが設置スペースやコストがかかる

・「可動式はしご」は固定階段と比べてコストがかからないが昇り降りが面倒で荷物の運搬時は注意が必要

 

 

如何でしたでしょうか。

収納スペースがたくさんほしいと思っていらっしゃる方はぜひ検討してみてくださいね。

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