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ペットと共に暮らす家①【滋賀県甲賀市新築コラムVol.377】

2023.03.29

甲賀市、湖南市、蒲生郡日野町、竜王町、東近江市で注文住宅をご検討される皆様こんにちは。

 

近年、ペットはと共に暮らす家族が増えつつあります。それは犬であったり、猫であったり、鳥や兎など様々な動物たちも家族として迎える方が多くなりましたよね。

 

そして大事な家族となるペットと共に暮らす家も双方にとって心地良い空間であってほしいものです。人間にとっては便利で望ましいものも、ペットにとっては心地よくない・危険だ、ということがあります。

知っておきたい、犬や猫などの代表的なペットの習性や人間とペットの違いをご説明したうえで、お互いに気持ちよく生活する家のヒントをお伝えいたします。

 

是非「ペットと暮らす家」作りにお役立てください。

 

 

ペットと暮らす家

ペットと快適に暮らすためのポイント

ペットと一緒に暮らす家を作るにあたって知っておきたいことがあります。
まず一番にペットの習性についてです。新しい家を作る前から家族として一緒に暮らしている場合は、ご自身が小さな家族の習性については把握していると思いますが、それが新しい家づくりにどう生かすことが出来るのか、という事も考えていかなければなりません。

 

また家を建てるタイミングで、ペットを新しい家族として迎え入れるという場合はしっかりと習性を把握してペットも人間も快適に暮らせる家づくりを考えていきましょう。もちろん個体差はありますが習性を知っておくことできっと双方の心地良い空間づくりに役立つはずです。

今回はペットとして2大メジャーである、犬と猫に絞ってその習性をご紹介したいと思います。

 

 

犬の好きなことや苦手なこと

散歩大好き!

犬はとにかく子犬の時から動きがアクティブです。遊ぶこと、運動も大好き。天気のいい日は朝からソワソワ、犬を飼ったら毎日のお散歩は欠かせない日課となるでしょう。

 

狭いところが落ち着く

犬の祖先は穴ぐらで暮らしていたため、家具の隙間や狭いところは犬にとって落ち着ける場所であることが多いようです。大きな音にびっくりした時や、体調が悪くて休みたい時には特に狭いところに入る傾向があります。愛犬がいつでも安心して過ごせるように、自由に出入りできる狭い場所を用意してあげたいですね。

 

ひとりぼっちやお留守番は不安

もともと群れで生活する犬にとって、ひとりぼっちやお留守番はとても不安で心細いものです。その不安が大きくなりすぎると、吠え続ける、物を壊すなどの問題行動を起こしてしまうこともあります。心配な場合は、留守中のペットの様子を見ることができる専用のカメラを活用してみましょう。音声が届けられるタイプのものもあるので声をかけて落ち着かせるといったこともできます。

 

また、犬や猫は汗腺が退化していて肉球からしか汗をかけないので、舌を出したり体毛の少ないお腹などを地面に当てて冷やしたりして体温調節をします。しかし、それでも夏場など温度が高い時などは熱中症になりやすいので要注意です。

 

汗をかかないので夏場は扇風機だけでは体温がなかなか下がりません。人間は汗をかくのでそこに風を当てると涼しく感じますが、汗をかいてないので涼しく感じられないのです。クーラーの冷風を扇風機であたるようにしてあげたり、濡らしたタオルをお腹にあてるなどして冷却してあげてくださいね。

 

 

猫の好きなことや苦手なこと

高い所が大好き!

狩りをして暮らしていた猫にとって、高い場所は獲物を見つけやすく外敵が少ないといったメリットの多い場所。また自分を優位に見せるという点や、見渡して周囲を観察しやすい面からも猫は高い場所が大好きです。キャットタワーや家具の上を行き来できるようにするなど、猫が自由に上下運動できる場所を作ってあげましょう。

日向ぼっこは欠かせない

猫にとって日向ぼっこは、ぽかぽかと暖かいだけではなくビタミンを生成したり免疫力をあげたりなど、体調を整えるためにも大切な時間です。暖かな日差しが差し込む日光浴スペースは猫のお気に入りの場所になり、きっと心地よく眠る姿がたくさん見られるでしょう。

 

爪とぎは本能

爪とぎは猫の本能。やめさせるのではなく、爪とぎをしてもOKな場所を用意してあげましょう。爪とぎ専用の場所を整えることは、壁や家具がボロボロになるのを防ぐことにも繋がります。猫用の爪とぎをよく爪とぎをしたがる場所に設置してあげたり、柱にひっかき防止用のビニールを巻いておくなど愛猫の好みや性格にあわせた一工夫が必要です。

汚いことやテリトリーを荒らされるのは苦手

猫はよく自分の体をなめてキレイにしていますよね。グルーミングをし汚れを取ることによって病気を防ぐ意味もあり、キレイな体にすることで自分の気配を消すという意味もあるそうです。生きるためにも清潔であることは重要なポイントのようです。
また、猫は自分の縄張りに入られるのが大嫌いです。自分が安全だと思っているお気に入りの寝床を掃除したりすると、もうそこには寝なくなったなったなんてことも聞いたりします。掃除する際は個体にあわせた配慮が必要ですね。

ペットと暮らすうえでの注意点

ペットは行動や思考が小さな子どもと変わらないとよく耳にします。共に暮らすなら、小さな子どもに接するくらいの気持ちで家の中の様々な危険を想定し対策する必要があります。安全面の対策ですね。

そして眠るとき・排泄するときなど無防備になってしまう瞬間などで、プライバシーを考慮した場所づくりも重要です。

 

今回はここまで。

次回は上記の点について詳しく紹介していきたいと思います。

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