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30代でマイホーム?“一人暮らし住宅”という新しい選択肢【滋賀県甲賀市新築コラムVol.529】

2025.10.30

30代でマイホーム?“一人暮らし住宅”という新しい選択肢

はじめに:30代、一人で「家を建てる」という時代へ

かつて「マイホームを建てる」といえば、結婚して家族ができてから——というのが一般的でした。
しかし、近年では「一人でも自分の住まいを持ちたい」という方が確実に増えています。

背景には、働き方やライフスタイルの多様化があります。
リモートワークが定着し、仕事の拠点を自由に選べるようになった今、「自分にとって居心地のいい場所に、好きな家を建てて暮らしたい」と考える人が増えているのです。

滋賀県でも同じ傾向が見られます。
甲賀市や湖南市、東近江市といったエリアでは、土地価格が比較的安定しており、自然と都市のバランスが良い地域として30代単身層から注目を集めています。


賃貸で暮らし続ける?それとも、マイホームを持つ?

「一人暮らしで家を建てるなんて、もったいないのでは?」
そんな声を耳にすることもあります。

しかし、長く賃貸に住み続ける場合と比較すると、“自分の家を持つ”ことには大きな違いがあります。

1. 家賃は“払い続けても残らない”支出

たとえば月7万円の家賃を30年間払い続けると、合計で約2,500万円。
同じ金額を住宅ローンに充てれば、35坪前後の平屋やコンパクト住宅を十分に建てられる金額になります。

つまり、家賃を「消費」にするか、「資産」に変えるか。
一人暮らしであっても、マイホームは“将来への投資”と考えられるのです。

2. 自分の暮らし方に合わせた空間をつくれる

賃貸では間取りやデザインに制約がありますが、注文住宅なら**“自分の暮らし方”を中心に設計**できます。
趣味部屋や在宅ワーク用スペース、ペットと暮らせる工夫など、「自分の時間を大切にする30代」にとって、家づくりは“自由を得る”選択でもあります。


“一人だからこそ”叶えられる理想の住まい

家づくりというと、家族構成や将来の変化を前提に考えることが多いですが、
一人暮らしの家づくりには**「シンプルさ」や「無駄のなさ」**という大きな魅力があります。

1. 必要なものだけを残す、等身大の暮らし

単身住宅では「LDK+寝室+水まわり+収納」だけのシンプルな間取りが主流です。
ただし、その分一つひとつの空間にこだわることができる
照明や素材選び、家具の配置までトータルでコーディネートすれば、狭さを感じさせない上質な空間を実現できます。

2. 家事動線の短さ=暮らしやすさ

一人暮らし住宅では、「掃除が楽」「洗濯動線が短い」といった日常の快適さがダイレクトに効いてきます。
びわこホームの**「omoitasu」シリーズ**なら、
基本プランをベースに動線や間取りを“自分仕様”にカスタマイズできるので、
「平屋+ロフト」や「コンパクトな2階建て」など、ライフスタイルに合わせた設計が可能です。


増えている“単身住宅”の背景

国土交通省の統計によると、全国の単身世帯数は年々増加傾向にあります。
とくに30〜40代の単身世帯は、過去10年間で約1.5倍に増えています。

この背景には次のような変化があります。

  • 結婚や出産のタイミングが多様化した

  • 自分の時間や趣味を重視するライフスタイルの浸透

  • テレワークや副業の普及で「職住一体」の環境が求められている

つまり、「一人=仮の暮らし」ではなく、「一人=自分を大切にする暮らし」に価値が生まれているのです。

滋賀県でも、琵琶湖周辺や甲賀・湖南エリアでは自然と都市のバランスが取れた“定住地”としての魅力が高まっています。
大阪や京都に通勤できる距離でありながら、土地価格が抑えられ、静かで落ち着いた暮らしができる——そんな環境が、30代の一人暮らし住宅を後押ししています。


“自分だけの空間”が、心の余裕をつくる

一人暮らし住宅の最大のメリットは、「心の自由度が高い」ことです。
誰かに合わせることなく、自分のペースで過ごせる空間は、精神的な安心感をもたらします。

休日はお気に入りの音楽をかけてコーヒーを淹れる。
趣味のアウトドア用品をディスプレイする。
そんな“小さな幸せ”が、日常の豊かさにつながっていきます。

びわこホームでは、そうした「自分の時間を大切にしたい方」へ、
匠人(たくと)シリーズによる完全自由設計もご提案しています。
シンプルな外観に木の温もりを取り入れたり、ホテルライクな水まわりをデザインしたり。
こだわりを詰め込んだ空間が、あなたの“心の拠点”になります。


30代で建てる=「これからの10年」をデザインする

「今はまだ一人だから」「将来のことがわからないから」と迷う方も少なくありません。
しかし、30代で家を建てるということは、これからの10年をどう過ごすかを自分で決めるということ。

将来、家族が増えたら貸す・売るという選択肢もあります。
そのために、びわこホームでは将来の資産価値を見据えた設計提案も行っています。
メンテナンス性・断熱性能・耐久性といった「長く安心して使える家」を前提に計画できるのが、注文住宅の強みです。


まとめ:一人暮らし住宅は“贅沢”ではなく“合理的”な選択

30代でのマイホーム計画は、もはや「家族ができてから」だけの話ではありません。
“自分の暮らしを自分でデザインする”ための合理的な選択として、
一人暮らし住宅が新たなスタンダードになりつつあります。

びわこホームでは、

  • ベースプランを自由にアレンジできる「omoitasu」

  • 一から理想を形にする「匠人(たくと)」
    の2つのラインを通して、あなたの“ちょうどいいマイホーム”を一緒に考えます。


次回予告

次回のコラムでは、「無理なく建てる。将来を見据えたマイホーム計画の考え方」をテーマに、
資金計画・住宅ローン・建てた後の暮らしまでを具体的に解説します。

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