BLOG・COLUMN

スタッフブログ・家づくりコラム

色彩心理を活かした内装配色術【滋賀県甲賀市新築コラムVol.467】

2025.01.25

色彩心理を活かした内装配色術~注文住宅で理想の空間を作る~

こんにちは!びわこホームです。
注文住宅を検討しているみなさん、内装の配色をどのように決めるか迷ったことはありませんか?色選びは単なるインテリアのデザイン要素にとどまらず、家族の暮らしや心の健康に大きく影響を与えます。しかし、「どの色をどれくらいの割合で取り入れたらいいのか」「自分の好きな色をどう配色すればまとまるのか」といった疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。

この記事では、色彩心理学をもとにした配色バランスの基本ルールや、それを注文住宅の内装に取り入れる方法を詳しく解説します。さらに、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーといった3つの役割を理解し、心地よい空間をデザインするポイントもご紹介します。最後に、取り入れが難しいと思われがちな色をおしゃれにまとめるテクニックも深掘りします。

この記事を読むと、内装の配色バランスを簡単に決める方法や、色彩心理を活用した快適な住まいづくりのコツが分かります。特に「おしゃれな家にしたいけど、どう色を選んでいいか分からない」とお悩みの方には必見です!ぜひ最後まで読んでみてください!


色彩心理学~配色バランスの基本~

色彩心理を内装デザインに活かすためには、配色バランスが重要です。人が空間から受ける印象の大半は色に由来しているため、色選びを慎重に行うことで空間の印象や居心地が大きく変わります。ここでは、配色バランスを整えるための基本ルールを「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」の3つに分けて解説します。

ベースカラー:空間の基盤を作る色

  • 役割:ベースカラーは、部屋全体の約70%を占める色です。壁や天井、床などの広い面積を構成するため、この色が空間全体の印象を決定づけます。
  • 心理的効果:落ち着きや安定感を与える色が適しています。特にホワイトやベージュ、ライトグレーなどのニュートラルカラーが人気です。
  • 選び方のポイント:部屋の用途や家族のライフスタイルに合わせて選びましょう。例えば、リビングには明るく開放感のある色、寝室には穏やかなトーンを選ぶと良いです。

アソートカラー:空間に変化をもたらす色

  • 役割:アソートカラーは部屋全体の約25%を占める色で、ベースカラーに調和する中間的な色です。家具やカーテン、ラグなどの大きなインテリアアイテムで使われます。
  • 心理的効果:アクセントカラーほどの強調はありませんが、空間にリズムを加える役割を果たします。例えば、ベースカラーがホワイトの場合、淡いブルーやグリーンをアソートカラーにするとリラックス感が増します。
  • 選び方のポイント:ベースカラーと補完的な色を選ぶことで空間にまとまりが生まれます。カラーチャートを活用して選ぶと失敗しにくくなります。

アクセントカラー:空間を引き締める色

  • 役割:アクセントカラーは部屋全体の約5%を占める色で、クッションやアート、花などの小物に使われます。この色が空間を引き締め、おしゃれな印象を与えます。
  • 心理的効果:刺激や目を引くポイントを作る色です。例えば、リビングに赤やオレンジをアクセントカラーとして取り入れると活気が生まれます。
  • 選び方のポイント:ベースカラーやアソートカラーと対照的な色を選ぶと、空間にメリハリが出ます。選びすぎず、一部にとどめるのがコツです。

おすすめの配色バランス例

  • リビング:ホワイト(ベースカラー)+ライトグレー(アソートカラー)+イエロー(アクセントカラー)
  • 寝室:ベージュ(ベースカラー)+ミントグリーン(アソートカラー)+淡いピンク(アクセントカラー)
  • キッチン:ライトグレー(ベースカラー)+ネイビー(アソートカラー)+オレンジ(アクセントカラー)

取り入れたいけど難しいカラーはどう纏める?

色彩心理では取り入れるべき効果のある色が分かっても、実際に内装に取り入れる際には「派手になりすぎるのでは?」や「失敗しそう」といった不安がつきものです。ここでは、取り入れにくいと感じる色を上手にまとめるポイントを紹介します。

暖色系の強い色(赤・オレンジ・黄色)

暖色系の強い色は刺激が強く、広い範囲で使うと圧迫感を与えることがあります。

  • ポイント1:アクセントとして使用する。壁一面や小物に取り入れることで、色の効果を活かしつつ過剰感を抑えられます。
  • ポイント2:同系色でグラデーションを作る。たとえば、オレンジとベージュを組み合わせて暖かみのある空間にするのもおすすめです。

寒色系の強い色(青・緑・紫)

寒色系の強い色は冷たさを感じさせるため、使いすぎると居心地が悪くなる場合があります。

  • ポイント1:自然素材と組み合わせる。木材や観葉植物などと合わせることで、冷たさを緩和し、温かみのある空間を演出できます。
  • ポイント2:ライトトーンやペールトーンを選ぶ。明るく柔らかい色調の寒色系なら、心地よい雰囲気を保てます。

個性が強い色(黒・ゴールド・シルバー)

個性が強い色はバランスを取るのが難しいですが、適切に使うことで高級感や洗練された印象を与えます。

  • ポイント1:モノトーンと組み合わせる。たとえば、黒をベースにホワイトをアソートカラーにすれば、モダンでシックな空間が完成します。
  • ポイント2:小物でアクセントに。照明や額縁など、部分的に取り入れるだけで十分なインパクトを与えられます。

まとめ

色彩心理を活用した配色バランスは、家族の心地よい生活を支える重要な要素です。ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーを適切に選ぶことで、統一感のあるおしゃれな内装が実現します。また、取り入れにくい色でもポイントを押さえれば効果的に活用できます。家族のライフスタイルや好みに合わせた配色デザインで、理想の住まいを作りましょう!

びわこホームでは、お家作りだけではなく土地のご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください!
滋賀県甲賀市・湖南市・東近江市で新築住宅を考える時は、是非ご相談ください。
詳しくは、びわこホームまで!!

お電話での問い合わせ・ご相談

0120-76-0148

受付 / 9:00~20:00 (火・水定休)