スタッフブログ・家づくりコラム
IHコンロとガスコンロ、注文住宅で選ぶならどっち?【滋賀県甲賀市新築コラムVol.468】
2025.01.30
こんにちは!びわこホームです。
注文住宅をご検討中のみなさん、キッチン設備をどうするか、悩んでいませんか?中でも、「IHコンロ」と「ガスコンロ」のどちらを選ぶべきか、頭を抱える方が多いのではないでしょうか。キッチンは毎日の生活で頻繁に使う場所だからこそ、使い勝手の良さや安全性、コストなどをじっくり検討する必要があります。
この記事では、IHコンロとガスコンロの基本的な違いから、それぞれのメリットとデメリット、さらに震災時にどちらが安心なのかまで詳しく解説します。そして最後に、「どちらを選ぶべきか」を判断するためのポイントもお伝えします。
この記事を読むことで、どちらが自分たちのライフスタイルに合っているのかが明確になり、失敗しないキッチン選びができるようになります!特に、「安全性や掃除のしやすさを重視したい」「調理のしやすさを優先したい」と考える方には、必見の内容です。ぜひ最後までご覧ください!
IHコンロとガスコンロの基本的な違い
IHコンロとガスコンロの違いは、加熱方式だけでなく、見た目や使い勝手、ランニングコストにまで及びます。以下で、それぞれの特徴を詳しく解説します。
IHコンロとは?
IHコンロは、電磁誘導を利用して鍋やフライパンを直接加熱する調理器具です。特徴的なのは、ガスを使わないため直火が発生せず、安全性が高いこと。フラットなデザインも魅力で、見た目がスッキリとしているだけでなく、掃除が簡単です。
IHコンロの主な特徴
- 加熱方式:電磁誘導を利用して鍋底を直接加熱
- 熱効率:約90%の高効率
- 設置環境:電源(200V)が必須
- 対応鍋:鉄やステンレス製の鍋に限定
IHコンロは省エネ性能が高く、調理中の熱がキッチン内に逃げにくいため、特に夏場の調理時に快適さを感じられるのが魅力です。また、フラットな天板は水拭き一つで清掃可能なので、忙しい方にとって理想的な選択肢です。
ガスコンロとは?
一方、ガスコンロは昔から家庭で広く使われている調理器具で、火を燃焼させて鍋やフライパンを加熱します。火力の調整が目視で可能なため、感覚的に調理を行いたい方に支持されています。
ガスコンロの主な特徴
- 加熱方式:燃焼した火で鍋やフライパンを加熱
- 熱効率:約40~50%
- 設置環境:ガス(都市ガスまたはプロパンガス)が必要
- 対応鍋:素材の制限なし
ガスコンロは、火力が強いだけでなく微調整が可能なので、中華料理や煮込み料理など、火加減が重要な調理に適しています。また、停電時でも使用可能なため、災害時の安心感も魅力です。
IHコンロとガスコンロのメリット・デメリット
どちらを選ぶべきか悩む理由の一つが、それぞれのメリットとデメリットです。以下に詳しく解説します。
IHコンロのメリット
- 安全性が高い
IHコンロは火を使わないため、火傷や火事のリスクが大幅に低減されます。さらに、調理器具を天板から外すと自動的に加熱が停止する安全機能も多く搭載されています。 - 掃除が簡単
フラットな天板は汚れが溜まりにくく、濡れ布巾で拭くだけで簡単に清掃できます。料理中にソースが飛び散っても、乾燥する前にさっと拭き取るだけでOKです。 - 熱効率が良い
電磁誘導により熱を直接鍋底に伝えるため、エネルギーロスがほとんどありません。これは、エコ志向の方や光熱費を抑えたい家庭にとって大きな魅力です。 - スマートな見た目
スタイリッシュなデザインで、モダンなキッチンを目指す方にぴったりです。
IHコンロのデメリット
- 対応鍋の制限
アルミや銅製の鍋など、磁性を持たない素材の調理器具は使用できません。そのため、新たに鍋やフライパンを買い揃える必要がある場合があります。 - 火力の微調整が難しい
直火に比べて火力の感覚が掴みにくいと感じる方もいます。特に、強火での調理が求められる中華料理には不向きとされることがあります。 - 停電時に使用不可
電気がなければ動作しないため、停電時には完全に使えなくなります。 - 初期費用が高め
IHコンロは導入コストが高くなることが多いです。特に、200V電源工事が必要な場合は追加費用が発生します。
ガスコンロのメリット
- 火力調整がしやすい
火力を目で確認できるため、直感的に調整が可能です。煮込み料理から炒め物まで、幅広い料理に対応します。 - 停電時でも使用可能
災害時や停電時でも、ガスさえ供給されていれば問題なく使えます。 - 対応鍋の幅広さ
素材に制限がなく、どのような鍋やフライパンでも使用可能です。 - 初期費用が抑えられる
ガスコンロはIHコンロよりも導入コストが低い傾向にあります。
ガスコンロのデメリット
- 掃除の手間がかかる
バーナー周りに汚れが溜まりやすく、取り外して洗浄する手間が必要です。 - 火災リスクがある
火を使うため、火事や火傷のリスクがあります。小さな子どもがいる家庭では注意が必要です。 - 熱効率が低い
ガス燃焼によるエネルギーロスが多く、IHコンロに比べて光熱費が高くなる場合があります。 - キッチンの温度が上がりやすい
調理中に熱がキッチン内に広がり、夏場は特に不快に感じることがあります。
震災時の対応・対処法
災害時にどちらが便利なのかは、多くの方が気にするポイントです。以下で、それぞれの対応力を解説します。
IHコンロの震災時の対応
- 停電時の影響:完全に使用不可。そのため、カセットコンロを備えておくことが必須です。
- 安全面の強み:火災リスクが低いため、余震が続く状況でも安心して使用できます。
ガスコンロの震災時の対応
- ガス供給停止の影響:地震時のガス漏れ防止のために供給が停止される場合があります。ただし、プロパンガスの場合は比較的早く復旧することが多いです。
- 停電時でも使用可能:停電していても使える点が大きな強みです。
どちらを選ぶべきか?
IHコンロとガスコンロ、それぞれに特徴と魅力があり、家庭のライフスタイルや価値観によって選択肢は異なります。以下のポイントを参考にしてください。
IHコンロが向いている家庭
- 小さな子どもがいる家庭
- モダンでスタイリッシュなキッチンを目指す方
- 掃除の手間を減らしたい方
ガスコンロが向いている家庭
- 火力を重視した調理をしたい方
- 災害時に備えたい方
- 初期費用を抑えたい方
まとめ
IHコンロとガスコンロの特徴を比較し、それぞれのメリットとデメリット、災害時の対応力について詳しくご紹介しました。家族構成やライフスタイルに合った選択をすることで、快適なキッチン環境を実現できます。
びわこホームでは、理想の住まいづくりに関するご相談を随時受け付けています。滋賀県で新築住宅をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
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