スタッフブログ・家づくりコラム
高気密高断熱で変わるのは「室温」だけじゃない【滋賀県甲賀市新築コラムVol.542】
2025.12.30
高気密高断熱で変わるのは「室温」だけじゃない
― 匠人・全館空調住宅がもたらす暮らしの変化

はじめに|「暖かい」だけで家を選ぶ時代は終わっている
前回のコラムでは、
なぜ同じ冬でも「寒い家」と「暖かい家」が生まれるのか、
その理由を 断熱・気密・空気の流れ という視点から解説しました。
しかし、高気密高断熱住宅、そして全館空調の価値は
単に“暖かい”という一点だけではありません。
実際に住み始めた方から多く聞くのは、
-
生活が楽になった
-
体調を崩しにくくなった
-
家の中でのストレスが減った
-
暖房のことを考えなくなった
といった、「暮らし全体が変わった」という声です。
今回は、
匠人の中でも高性能に特化した全館空調住宅が、
日常にどんな変化をもたらすのか
を、より生活に近い視点で掘り下げていきます。
① 家の中の「温度差ストレス」から解放される
一般的な住宅では、
冬になると必ずと言っていいほど“温度差”が生まれます。
-
リビングは暖かい
-
廊下に出た瞬間、寒い
-
洗面所や脱衣所が特に寒い
この温度差は、
体にとっても、日常動作にとっても
想像以上にストレスになります。
全館空調住宅では何が違うのか
全館空調を前提にした高気密高断熱住宅では、
-
家全体をゆるやかに一定温度に保つ
-
部屋ごとの極端な寒暖差が生まれにくい
そのため、
-
夜中のトイレが苦にならない
-
冬の入浴前後がラク
-
朝起きた瞬間から寒くない
といった変化が“当たり前”になります。
これは、
暮らしの質が一段階上がる感覚です。
② 健康面への影響は、実はとても大きい
高気密高断熱・全館空調住宅が注目される理由の一つが
健康への影響です。
ヒートショックのリスク低減
急激な温度差は、
血圧の急変を引き起こし、
ヒートショックの原因になります。
特に、
-
冬の脱衣所
-
浴室
-
トイレ
はリスクが高い場所です。
全館空調住宅では、
これらの空間も室温が安定しているため、
身体への負担を大きく減らすことができます。
体調を崩しにくくなる理由
住まいの温熱環境が安定すると、
-
冷えによる疲労が減る
-
風邪をひきにくくなる
-
寝起きが楽になる
と感じる方が多くなります。
これは「気のせい」ではなく、
住宅の温熱環境と健康の関係は、
国や研究機関でも注目されている分野です。
③ 結露・カビ・ニオイの発生を抑えやすい
冬の住まいでよくある悩みの一つが、
結露とカビ。
-
窓がびっしょり濡れる
-
サッシ周りが黒ずむ
-
押し入れや収納がカビ臭い
これらの原因は、
室内外の温度差と、空気の滞留です。
高気密高断熱 × 全館空調の効果
-
壁や窓の表面温度が下がりにくい
-
空気が家全体で循環する
-
湿気が溜まりにくい
結果として、
-
結露が出にくい
-
カビが発生しにくい
-
室内のニオイがこもりにくい
という、
目に見えない快適さが積み重なっていきます。
④ 光熱費は本当に高くなるのか?
「全館空調って、電気代が高そう」
これは非常によく聞かれる質問です。
結論から言うと、
設計がきちんと成立していれば、
極端に高くなるケースは多くありません。
ポイントは「家の性能」
-
断熱性能が高い
-
気密性能が高い
-
熱が逃げにくい
この条件が揃っていれば、
-
少ないエネルギーで
-
家全体の快適さを維持できる
という状態になります。
逆に言えば、
性能が不十分な家で全館空調を入れると、
「思ったより快適じゃない」「光熱費だけ高い」
という結果になりがちです。
⑤ 全館空調が“向いている人・向いていない人”
ここは正直にお伝えします。
全館空調が向いている人
-
家の快適性を最優先したい
-
温度差のない暮らしを求めている
-
健康面も重視したい
-
冬のストレスを減らしたい
-
家づくりに妥協したくない
こうした方にとって、
匠人の全館空調住宅は非常に相性が良い選択です。
全館空調が向いていない人
-
初期コストを最小限にしたい
-
部屋ごとに温度を大きく変えたい
-
「性能より価格」を最優先したい
こうした場合は、
別の選択肢のほうが満足度が高いこともあります。
びわこホームが全館空調を
“万人向け”として勧めない理由は、
ここにあります。
東林口7号地モデルハウスで分かること

東林口7号地モデルハウスは、
-
匠人の中でも
-
高性能住宅を本気で体現した
-
全館空調前提の住まい
です。
ここでは、
-
家に入った瞬間の空気感
-
部屋ごとの温度差の少なさ
-
冬でも「寒さを探さない」感覚
を、実際に体で感じることができます。
👉[東林口7号地モデルハウス(匠人・全館空調)特設ページはこちら]
まとめ|「快適さ」は、後から足せない
高気密高断熱、全館空調。
これらは、後付けで簡単に実現できるものではありません。
-
設計
-
断熱
-
気密
-
空調計画
これらを最初から一体で考えることが、
快適な住まいをつくる唯一の方法です。
匠人の全館空調住宅は、
「快適さに本気で向き合いたい人」のための選択肢。
その価値は、
数字よりも、言葉よりも、
暮らし始めてから静かに実感できるものです。
次回予告|Vol.543
次回【滋賀県甲賀市新築コラムVol.3】では、
「性能住宅を“数字だけ”で選ぶと失敗する理由」
をテーマに、
-
UA値・C値の正しい考え方
-
数字が良くても快適でない家の落とし穴
-
匠人が“バランス設計”を重視する理由
を、専門的すぎず、しかし本質的に解説します。
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