スタッフブログ・家づくりコラム
薪ストーブのメリット・デメリット、設置費用やランニングコストを徹底解説【滋賀県甲賀市新築コラムVol.535】
2025.11.25
薪ストーブのメリット・デメリット、設置費用やランニングコストを徹底解説

はじめに:憧れだけで終わらせない「薪ストーブのリアル」
薪ストーブは、
-
炎のゆらぎ
-
部屋中が芯から温まる暖房力
-
インテリアとしての存在感
など、冬の暮らしを一段上の“豊かさ”へと導いてくれるアイテムです。
一方で、薪ストーブは決して“気軽にポンと置ける暖房器具”ではありません。
設置には専門的な施工が必要で、維持費や日々の管理も大きく変わります。
今回は、「薪ストーブに憧れているけれど、実際どうなの?」という方へ向けて
メリットもデメリットも包み隠さず、ストレートに解説していきます。
1. 薪ストーブのメリット

① 圧倒的な暖房能力
薪ストーブは遠赤外線による“輻射熱”で部屋全体を温めます。
エアコンやファンヒーターのように空気を循環させるのではなく、
身体の芯までじんわり温まるのが特徴。
特に吹き抜けや広いLDKのある住まいでは効果が大きく、
「家全体がぽかぽかする」と評価が高い暖房機器です。
② “炎のある暮らし”という特別な価値
薪が燃える音、揺れる炎、ほのかな香り。
ストーブの前でコーヒーを飲む、読書をする——
冬時間が贅沢に変わります。
忙しい日々の中で、**心を整える“火のある暮らし”**を楽しみたい方には大きな魅力です。
③ 災害時の“熱源”としても有効
停電時でも使えるため、
-
暖房
-
調理(簡単な煮込み・トーストなど)
をまかなえるのが強み。
災害リスクを考えるご家庭にもメリットがあります。
④ 使用するほど“燃料費が下がる”可能性
薪を購入する場合はそれなりの費用がかかりますが、
「自分で薪を用意できる環境」ならランニングコストを抑えることができます。
例えば、
-
庭木の剪定材
-
山林所有者から原木を譲ってもらう
-
伐採木を活用する
など、地域によってはコストを抑えることができる場合もあります。
2. 薪ストーブのデメリット

① 初期費用が高い
後ほど詳細に解説しますが、
ストーブ本体+煙突工事+遮熱工事で、一般的に数十万円〜100万円超。
暖房器具としては高めの設備になります。
② メンテナンスが必須
薪ストーブは管理が必要な暖房器具です。
-
薪の準備
-
灰の掃除
-
煙突掃除
など、手間がかかります。
「手間そのものも楽しめる人」に向いています。
③ 薪の確保が必要
購入する場合は
1シーズンで3万〜7万円程度。
広さや使用頻度によって変わりますが、意外と費用がかかります。
自宅敷地や周辺環境によっては、薪の保管スペースも必要。
④ 煙突掃除が必要(年1回)
煙突は必ず掃除が必要です。
放置すると
-
逆流による煙トラブル
-
火災リスク
にもつながります。
プロに頼むと1〜2万円ほどが相場です。
⑤ 家の性能が低いと熱が逃げる
薪ストーブはパワーがありますが、
家の断熱性能が低いと、
暖気が外に抜けて効率が悪くなります。
びわこホームの高気密高断熱住宅なら、
ストーブの熱が逃げにくく、少ない薪で家全体を暖められます。
3. 薪ストーブの設置費用(目安)
薪ストーブ導入の一般的な費用は以下のとおりです。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 薪ストーブ本体 | 20〜50万円(輸入品は70万円以上) |
| 煙突工事(屋根出しor壁出し) | 20〜50万円 |
| 防火・遮熱工事 | 5〜20万円 |
| 設置工賃 | 5〜10万円 |
| 合計 | 50〜120万円前後が一般的 |
家の構造によっては追加費用が発生することもあります。
新築時に設置する場合は、間取りと構造計画の段階で反映するのがベストです。
4. ランニングコスト(年間)
| 費用項目 | 目安 |
|---|---|
| 薪代(購入する場合) | 30,000〜70,000円/年 |
| 煙突掃除 | 10,000〜20,000円/年 |
| 灰の処理・手入れ用品 | 数千円〜 |
薪を自分で確保できる人はランニングコストが大幅ダウンします。
5. 薪ストーブに向いている人・向いていない人
✔ 向いている人
-
炎のある暮らしに価値を感じる
-
手間も楽しめるタイプ
-
薪の入手ルートがある
-
庭・薪置き場を確保できる
-
高気密高断熱の家で快適に使いたい
✘ 向いていない人
-
メンテナンスが苦手
-
薪を置くスペースがない
-
煙突掃除などのメンテが負担
-
周囲への煙配慮が難しい立地
6. びわこホームで薪ストーブを採用する際のポイント
びわこホームでは、薪ストーブを導入希望のお客様に対し、
-
ストーブ本体の選定
-
煙突ルートの構造設計
-
遮熱パネル・床仕上げの提案
-
高気密高断熱との相性確認
まで、一貫して建築士・コーディネーターが対応します。
特に高気密高断熱住宅では、
**外気導入型ストーブ(外気を直接燃焼室へ取り込むタイプ)**が相性抜群。
暖気のロスを抑えながら、安定した燃焼が可能です。
まとめ:薪ストーブは“手間も楽しむ人”の最高の相棒

薪ストーブは、
「安くて手間のない暖房」ではありません。
しかし、
-
炎のある暮らし
-
冬のあたたかさ
-
豊かな時間
-
停電時の安心
といった“お金では買えない価値”をもたらしてくれる存在です。
びわこホームでは、
住まいの性能・間取り・暮らし方に合わせた薪ストーブ設計をご提案できます。
導入を検討したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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