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家の“寒さ”は家ごとに違う?暖かい家をつくる基本構造を知ろう【滋賀県甲賀市新築コラムVol.532】

2025.11.10

家の“寒さ”は家ごとに違う?暖かい家をつくる基本構造を知ろう

はじめに:同じ“冬”でも、家の中の暖かさはこんなに違う

朝起きた瞬間に感じる「ヒヤッ」とした空気。
暖房をつけてもなかなか部屋が温まらない——。
そんな“冬の寒さ”を感じるお家と、いつでもほんのり暖かいお家。
この違いは、**気合いや暖房器具の数ではなく、「家の構造性能」**にあります。

滋賀県の冬は、想像以上に底冷えが厳しい地域です。
特に甲賀市・湖南市エリアでは、朝晩の冷え込みと湿度の低さが家の快適さを左右します。
だからこそ、今注目されているのが**「高気密高断熱住宅」**。

びわこホームでは現在、
新風の丘7号地モデルハウスにて、まさにこの“冬でも家中が暖かい暮らし”を体感できる
高気密高断熱仕様の住まいを建築中です。

この記事では、家の“暖かさ”を決める基本構造をわかりやすく解説しながら、
これからの家づくりに欠かせない考え方を紹介します。


家の“暖かさ”を決める3つのポイント

「高気密高断熱の家」とは、単に“断熱材を多く入れた家”ではありません。
**「断熱」「気密」「換気」**という3つのバランスが取れてこそ、真の快適さが生まれます。


① 断熱性能:外気の冷たさを家の中に入れない

断熱とは、外の冷たい空気が家の中へ伝わらないようにする仕組みのこと。
壁や屋根、床下に使う「断熱材」や「サッシ」の性能によって、家全体の保温力が変わります。

びわこホームでは、断熱等性能等級6に対応できる仕様を採用。
外壁・屋根・床をすっぽり包み込むように施工することで、
まるで“魔法瓶のように”室内の熱を逃がさず、外の冷気も遮断します。

🏡 新風の丘7号地モデルハウスでも、この断熱構造を採用。
モデル内では冬場でもLDK・寝室・廊下の温度差が少なく、
「どの部屋にいても暖かい家」を体感できます。


② 気密性能:あたたかい空気を外に逃がさない

せっかく断熱性能を上げても、家の隙間から暖気が漏れてしまえば意味がありません。
この“隙間の少なさ”を示す数値が「C値(相当隙間面積)」です。

一般的な住宅のC値は5.0〜10.0㎠/㎡ほど。
びわこホームでは、C値=0.5前後を目指して施工。
これにより、少ないエネルギーで家全体を効率よく暖めることができます。

気密性能が高い家では、

  • 暖房効率が良く光熱費を抑えられる

  • 外気が入らないのでホコリや花粉も侵入しにくい

  • 結露が起きにくく、建物寿命が長くなる

など、冬だけでなく一年中メリットがあります。


③ 換気性能:暖かさと空気のキレイさを両立する

気密性を高めると「息苦しくならないの?」という疑問を持たれる方もいます。
そこで欠かせないのが、**“計画換気システム”**です。

びわこホームの高気密高断熱住宅では、
**「第一種換気(全熱交換型)」**を採用可能。
外気を取り入れる際に熱交換を行うため、
冷たい空気をそのまま入れず、室内温度を保ちながら常に空気を入れ替えられます。

冬でも“窓を開けなくても空気がきれい”。
それが高気密高断熱住宅のもうひとつの魅力です。


「暖房を強くしないほうが暖かい家」って?

実は、高気密高断熱の家では、
“少ない暖房”のほうが家全体が均一に暖かくなるという特長があります。

従来の住宅では、暖房を入れても空気が逃げ、床が冷たく感じることが多いですよね。
しかし高性能住宅では、熱が逃げない構造のため、
少しの暖房で家全体がじんわり暖まります。

新風の丘7号地モデルハウスでは、
床下エアコンや全館空調のような“空気循環の工夫”も導入予定。
「光熱費を抑えながら、全室快適」という新しい冬の住まい方を体験できます。


滋賀県で高気密高断熱住宅を建てるメリット

滋賀の冬は、内陸型気候で朝晩の冷え込みが強く、
さらに琵琶湖からの湿った風で体感温度が下がりやすいのが特徴です。

そんな環境だからこそ、

  • 外気温0℃でも室温20℃前後をキープ

  • 結露やカビの発生を防止

  • ヒートショックのリスクを軽減

といった“滋賀の冬に本当に合う家”が求められています。

びわこホームは、地域に根ざした家づくりで
「地元の気候を知り尽くした高気密高断熱住宅」をご提案しています。


まとめ:冬の快適さは、構造で決まる

暖かい家は、暖房器具ではなく“構造のチカラ”でつくる時代。
「断熱」「気密」「換気」が整った家は、
光熱費も健康も快適さもすべてが変わります。


🏡 ただいま建築中!

新風の丘7号地モデルハウス
高気密高断熱×最新設備の住まいを、まもなく公開予定です。
完成見学会では、冬でもエアコン1台で家中があたたかい心地よさを実際に体感いただけます。

「寒くない家って、こんなに違うんだ」を、ぜひ現地でご体験ください。


次回予告

次回の【滋賀県甲賀市新築コラムVol.2】では、
**「冬の光熱費を抑える家づくり。今からできる暖かい間取りと設計の工夫」**をテーマに、
実践的な設計ポイントと省エネの考え方をお伝えします。

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