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一人でも快適に暮らせる“コンパクト住宅”の実例と提案【滋賀県甲賀市新築コラムVol.531】

2025.11.05

一人でも快適に暮らせる“コンパクト住宅”の実例と提案

はじめに:小さくても満たされる「自分らしい住まい」

「広い家が理想」という時代は、もう終わりつつあります。
最近では、**“小さくても快適に、自分らしく暮らす”**という価値観が注目されています。

一人暮らしでも、仕事・趣味・休息のすべてが心地よく完結する住まい。
それが、びわこホームが提案する**“コンパクト住宅”**です。

コンパクトと聞くと、「狭そう」「機能が少ない」といった印象を持つ方もいるかもしれません。
しかし、設計の工夫次第で、限られた面積の中に“ゆとり”や“豊かさ”を感じる暮らしをつくることができます。


一人暮らし住宅の理想的なサイズと間取り

「一人暮らしの家を建てる」と聞くと、アパート程度の広さをイメージされる方もいますが、
実際には延床20〜25坪程度が人気です。

平屋タイプならワンフロアで動線が完結し、2階建てなら1階を生活中心にして、
2階を趣味部屋や来客スペースとして使うなど、暮らしの幅を広げることができます。

1. 必要な空間を“正しく絞る”

一人暮らし住宅で大切なのは、「広さ」ではなく「使い切れる空間」。

たとえば、

  • LDK:12〜14帖

  • 寝室:4.5〜6帖

  • 水まわり+収納スペース

このくらいの構成であっても、空間設計を工夫すれば十分に開放感を感じられます。
家具のサイズや配置を間取りの段階で考慮することで、圧迫感のないすっきりとした空間になります。

2. “動線設計”で暮らしの質が変わる

小さな家こそ、動線の設計が快適さを左右します。

・玄関→洗面→リビングの短い動線
・洗濯動線を最短にした配置
・趣味や仕事に使うスペースをLDKの一角に確保

こうした工夫で、毎日の動きにストレスがない家を実現できます。
びわこホームの「omoitasu」では、これらをベースプランの段階から反映可能です。
“間取りを足す”だけで自分仕様に変えられるのが魅力です。


狭くても広く感じる「設計の工夫」

コンパクト住宅を設計する上で、「視線」と「光」のコントロールがポイントになります。

1. 抜け感をつくる

間仕切りを減らし、リビングと寝室の間をスライドドアや透過素材で仕切ることで、
空間のつながりを保ちながらプライベート感を確保できます。

また、天井を一部高くする「勾配天井」も人気です。
高さが生まれることで、実際の広さ以上に開放的に感じます。

2. 窓の配置で“自然光を味方に”

南側だけでなく、東や西にも小窓を設けることで、一日を通して明るい家になります。
光が室内を移動することで、時間の流れを感じる心地よい空間に。

びわこホームの匠人シリーズでは、
土地の形状や周辺環境を読み取りながら光と風をデザインする設計を行っています。
「朝日が入るダイニング」「西日を遮る外構設計」など、細やかな提案が可能です。


省エネとコストダウンを両立する家

コンパクト住宅のもう一つの魅力は、光熱費・建築コスト・維持費の削減です。

1. 断熱性の高さが“快適さ”を保つ

びわこホームの家は、高気密・高断熱性能を標準仕様にしています。
少ないエネルギーで家全体が暖まりやすく、冷暖房費の節約につながります。
一人暮らしで家にいる時間が長い方ほど、その効果を実感されるでしょう。

2. 設備を選び抜く

小さな家だからこそ、設備のグレード選びが大切です。
たとえば、

  • 浴室乾燥機や食洗機など、“時短”につながる設備

  • LED照明や省エネエアコン

  • メンテナンスが少ない素材(外壁・床・サッシ)

“手間がかからない”=“長く快適に暮らせる”という合理的な家づくりになります。


実例紹介:びわこホームの“等身大の一人暮らし住宅”

ここでは、びわこホームが手がけた実例をもとに、一人暮らし住宅の魅力を紹介します。

● Case.1 趣味と暮らしを両立した平屋(omoitasuプラン)

延床21坪の平屋に、勾配天井とロフトを組み合わせた事例。
LDKには大きな吹き抜け窓を設け、開放感を重視。
趣味の自転車を壁面にディスプレイできるよう、玄関横に収納スペースを確保。

「コンパクトでも好きなものに囲まれて暮らせる」と好評のプランです。

● Case.2 仕事と趣味を両立する2階建て(匠人プラン)

1階はLDK+ワークスペース、2階に寝室と書斎を設けた約25坪の2階建て。
在宅勤務を想定し、静かで集中できる環境を重視しました。
階段下を収納に活用するなど、“デッドスペースを生かす設計”が特徴です。

将来的にリフォームして賃貸化も可能な、資産性の高い住まいです。


コンパクト=不便、ではない

コンパクト住宅というと、「狭くて物が置けない」「暮らしにくい」と思われがちですが、
実際には、**“使い方をデザインすれば広く暮らせる”**のです。

たとえば、
・壁面収納を活用して床をすっきり見せる
・折りたたみテーブルや可動棚で空間を多目的に使う
・色や素材を統一して“視覚的な広さ”を演出

こうした工夫を加えるだけで、面積以上の開放感と快適さを感じられます。


“自分らしい家”を、びわこホームと一緒に

びわこホームでは、「無理のない家づくり」を基本に、
一人ひとりの暮らし方に合わせた提案を行っています。

  • 省スペースでも広く感じる設計

  • 家事動線を短くする間取り提案

  • 将来の変化に対応できる構造設計

omoitasuで手軽に、匠人で自由に。
あなたの理想を、どちらの形でも叶えられるようお手伝いします。


まとめ:小さく建てて、豊かに暮らす

「家を建てる=大きく構える」ではなく、
**「自分にちょうどいいサイズで、長く快適に暮らす」**ことこそ、これからの家づくりの本質です。

一人でも、自分の暮らしを大切に考える方へ——
びわこホームは、等身大で合理的な家づくりを通して、
“今も未来も心地いい暮らし”をサポートします。


シリーズを終えて

3回にわたってお届けした「30代一人暮らしから始めるマイホーム計画」シリーズでは、
・Vol.1:新しい価値観としての一人暮らし住宅→ 記事はコチラ
・Vol.2:無理のない資金計画と将来設計→ 記事はコチラ
・Vol.3:実例と快適に暮らすための工夫
を通して、マイホームをもっと身近に感じていただけたのではないでしょうか。

びわこホームでは、これからも“自分らしい暮らし”を応援する提案を続けていきます。

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