スタッフブログ・家づくりコラム
注文住宅を長持ちさせる見えないメンテナンスとは?【滋賀県甲賀市新築コラムVol.520】
2025.09.25
注文住宅を長持ちさせる見えないメンテナンスとは?
こんにちは!びわこホームです。
注文住宅を建てたご家族にとって、完成したばかりの家はピカピカで安心そのもの。ですが、実は「見えない部分」にこそ注意が必要です。日常生活で目に入らない設備は、清掃や点検を怠るとトラブルの原因となり、快適な暮らしを脅かしてしまいます。
この記事では、注文住宅を長持ちさせるために欠かせない「見えないメンテナンス」について、代表的なポイントを分かりやすくご紹介します。会所桝の清掃をはじめ、床下・雨樋・外壁シーリング・給排水管・換気ダクトといった普段は気づきにくい場所まで、なぜ点検や清掃が大切なのかをまとめました。
「新築だからまだ大丈夫」と油断してしまいがちな方、ぜひ最後までご覧ください!
なぜ“見えないメンテナンス”が重要なのか
家の中には、日々の生活では意識しない部分がたくさんあります。床下や屋根裏、配管や会所桝などは、その典型です。これらは普段見えない分、劣化や汚れが進行しても気づきにくく、「ある日突然トラブルとして表面化する」ケースが少なくありません。
例えば、排水が詰まってトイレやキッチンが使えなくなったり、大雨で雨樋から水があふれ外壁にシミができたり、シーリングの劣化で雨漏りが発生したり…。放置すれば修繕費は数十万円単位に膨らむこともあります。
家を建てた後こそ、こうした“見えない部分”のメンテナンスが、安心して長く住み続けるカギになるのです。
会所桝の清掃
まず代表的なのが会所桝の清掃です。会所桝は敷地内に埋め込まれた排水設備で、生活排水や雨水をまとめる役割を担います。泥や油が溜まると詰まりを引き起こし、トイレやキッチンが数日使えなくなることも。普段目にしない設備ですが、実は暮らしを支える大切な存在です。
年1〜2回の清掃で詰まりを防げますが、放置すると悪臭や害虫、逆流といった深刻な被害につながります。
床下点検
床下は湿気が溜まりやすく、カビやシロアリ被害の温床になりやすい場所です。普段入ることはありませんが、点検口から確認するだけでも状態を把握できます。特に梅雨時や大雨の後は、床下の湿気対策や換気口の詰まりをチェックすることが大切です。
雨樋の清掃
雨樋は屋根に降った雨水を地面へ流す大切な設備です。落ち葉や泥で詰まると水があふれ、外壁や基礎部分にダメージを与えます。普段は気づきにくいですが、大雨の日に初めて異常に気づくケースも多いです。秋の落ち葉シーズンや台風シーズン前に点検しておくと安心です。
外壁シーリングの劣化チェック
外壁材の隙間を埋めるシーリングは、紫外線や風雨で劣化します。細かいひび割れを放置すると、そこから雨水が侵入し、内部の断熱材や構造体を傷めてしまいます。10年を目安に打ち替えや補修が必要とされる部分です。普段じっくり見ることは少ないですが、早めの確認が家の寿命を左右します。
給排水管の内部清掃
キッチンや浴室の排水管は、油や石けんカス、髪の毛などが付着して少しずつ汚れが蓄積します。目に見えない場所のため放置しがちですが、ある日突然の詰まりや悪臭となって現れます。特にキッチンの油は固まりやすく、家庭用洗剤では落としきれないこともあります。定期的な洗浄剤の使用や業者による高圧洗浄が効果的です。
換気ダクトの清掃
レンジフードや浴室換気扇の奥にあるダクトは、ホコリや油が溜まりやすい場所です。風量が落ちたり、結露によってカビが発生したりする原因になります。ダクト内部は自分で掃除するのが難しいため、数年に一度は専門業者に依頼するのがおすすめです。
まとめ
注文住宅は「建てたら終わり」ではなく、建てた後のメンテナンスが快適な暮らしを支えます。特に会所桝や床下、雨樋、外壁シーリング、給排水管、換気ダクトといった“見えない部分”は、トラブルが起きるまで気づきにくい場所です。だからこそ、定期的な点検や清掃で先手を打つことが重要です。
次回はさらにここから深掘りしたコラムをお届けいたします。どういった清掃や点検が必要なのか詳しく解説していきますので是非これから注文住宅でお家づくりを検討されている方は建てたあとのメンテンナスなども考えながらお家づくりをしてくださいね。
びわこホームでは、こうした見えない部分のメンテナンスについてもご相談いただけます。お家づくりだけでなく、暮らし始めてからも安心して過ごせるサポートを心がけています。
滋賀県甲賀市・湖南市・東近江市で新築住宅を検討中のご家族は、ぜひお気軽にご相談ください!
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