スタッフブログ・家づくりコラム

初めてでも安心!家づくりの最初のステップから契約まで【滋賀県甲賀市新築コラムVol.518】
2025.09.15
初めてでも安心!家づくりの最初のステップから契約まで
はじめに
「いつかはマイホームを建てたい」
そう思っていても、実際に何から始めたら良いのか分からず、立ち止まってしまう方は少なくありません。住宅は人生で最も大きな買い物のひとつですから、誰もが不安や疑問を抱えて当然です。
そこで本シリーズでは、家づくりをゼロから始めて、最終的にお引き渡しにたどり着くまでの全体像を、2回に分けて分かりやすく解説していきます。
第1回では「情報収集から契約まで」の流れをご紹介します。
ステップ1:まずは情報収集から始めよう
家づくりの第一歩は「情報収集」です。最近ではInstagramやPinterest、YouTubeなどで間取りやインテリアの事例を簡単に見ることができ、理想のイメージを膨らませやすくなりました。
情報収集のポイントは、
-
好きなテイストを絞る(ナチュラル、モダン、和風、北欧風など)
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暮らし方を想像する(子育て、在宅ワーク、趣味の時間など)
-
将来を見据える(子どもの成長や老後も含めたライフプラン)
この段階では「完璧に決める必要はない」のがポイントです。むしろ、後々プロと相談して修正する前提で、ざっくりとしたイメージを持っておくことが大切です。
ステップ2:資金計画を立てる
「夢のマイホーム」も、現実的な資金計画があってこそ実現できます。住宅ローンを利用する方が多いですが、月々の返済額だけでなく、諸費用・税金・家具家電の購入費なども含めた総予算を考えなければなりません。
資金計画のステップは以下の通りです。
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自己資金を確認(頭金や貯金)
-
借入可能額を把握(金融機関の事前審査を利用)
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無理のない返済計画を立てる(年収の25~30%以内が目安)
-
将来の生活費や教育費も考慮
また、住宅ローン減税や補助金(例:子育て世帯向け支援、省エネ住宅補助金など)も見逃せません。早めに調べておくことで、予算に余裕を持たせられる可能性があります。
ステップ3:土地探し、または土地条件の確認
注文住宅の場合、多くの方が「土地探し」から始めます。既に土地を持っている方も、建築可能かどうかの条件確認が必要です。
土地探しで大切なのは、
-
生活の利便性(駅やスーパー、学校までの距離)
-
周辺環境(治安、交通量、騒音など)
-
法的条件(建ぺい率・容積率、建築協定など)
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日当たりや風通し
よくある失敗は「価格だけで決めてしまうこと」です。実際に住んでみて不便さを感じることが多いので、現地に足を運んで周囲の雰囲気を確認することが欠かせません。
ステップ4:建築会社を選ぶ
土地と並行して進めたいのが「建築会社選び」です。工務店、ハウスメーカー、設計事務所など、選択肢は多岐にわたります。
比較する際のポイントは、
-
得意とするデザイン・構造(木造・鉄骨・デザイン性など)
-
価格帯と標準仕様(坪単価や設備グレード)
-
施工エリアとアフターサービス
-
担当者との相性(信頼できるかどうか)
複数社に相談し、プランや見積もりを比較すると、自分たちに合った建築会社が見えてきます。
ステップ5:プラン打ち合わせ(間取り・仕様)
建築会社が決まったら、具体的なプラン打ち合わせが始まります。ここでは、
-
家族構成に合った間取り
-
動線の工夫(家事ラク、子育てしやすい設計)
-
将来の変化に対応できる間取り
-
外観や内装のデザインテイスト
を話し合いながら形にしていきます。
この段階で「やりたいこと」を全て盛り込みたくなりますが、予算とのバランスを考えることも大切です。優先順位を明確にすることで、後悔のない家づくりにつながります。
ステップ6:契約(請負契約)
プラン・見積もりに納得できたら、いよいよ「契約」です。
契約時には、
-
契約金額
-
工事内容と範囲
-
工期
-
支払い条件
などが明記されます。
このタイミングで資金計画が確定し、住宅ローンの本審査に進む流れとなります。
契約は家づくりの大きな節目。契約後の変更は難しくなるため、疑問点や不安は必ず解消してからサインすることが重要です。
まとめ
ここまででご紹介したのは、
-
情報収集
-
資金計画
-
土地探し
-
建築会社選び
-
プラン打ち合わせ
-
契約
までの流れです。
この段階を経て、ようやく「家づくりが具体的にスタート」します。次回は、いよいよ工事の始まりから完成・お引き渡しまでを詳しく解説します。
👉 次回予告
「いよいよ着工!工事の流れからお引き渡しまで」
家づくりのクライマックスともいえる工事の流れを、分かりやすくご紹介します。
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