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玄関ドアの向きと暮らしの意外な関係【滋賀県甲賀市新築コラムVol.512】

2025.08.23

玄関ドアの向きと暮らしの意外な関係

~方角ひとつで変わる快適性と安心感~

家づくりで「間取り」「外観」「収納」にはこだわっても、意外と軽視されがちなのが玄関ドアの向きです。
しかし、この“たった1枚のドア”が向く方角は、快適性・防犯性・耐久性に大きく影響します。


1. 日当たりと玄関の印象

玄関は家の「顔」。日が差し込む時間や光の質は方角で変わります。

  • 南向き:明るく温かい印象。ただし真夏は暑くなりやすい

  • 東向き:朝日が入り爽やかな印象。午前中の来客に好印象

  • 西向き:午後から日差しが入り、夕方は暖かい反面、夏場は西日対策が必要

  • 北向き:落ち着いた雰囲気。日差しが直接入らず、靴や家具の日焼けを防ぎやすい


2. 雨風・雪の影響

玄関ドアは屋外環境の影響を直に受けます。

  • 季節風の方向を考慮しないと、雨や雪が吹き込みやすく、メンテナンス頻度も増加

  • 地域によっては、北西向きの玄関は冬の冷たい風を直撃で受けることも

  • 庇や風除室、外構計画で対策可能


3. 防犯性と通行人の視線

  • 通りから玄関内部が丸見えだと、防犯面でリスク増

  • 人通りの多い道路側に直接向けるより、少し角度を振って視線を外すだけでプライバシー確保が可能

  • 防犯カメラや照明も方角に応じて配置計画を行うと効果的


4. 家相や風水の考え方

  • 「東南向きの玄関は運気が上がる」など、家相や風水の観点で決める方も

  • 実用性と精神的満足度のバランスをとることがポイント


5. びわこホームができること

びわこホームでは、企画型住宅でも方角調整や玄関位置の変更が可能です。
完全注文住宅「匠人(たくと)」なら、敷地条件・風向・日照を踏まえてゼロから設計。
単なる方位の選択ではなく、生活動線・外構・防犯計画とセットで最適化します。


まとめ

玄関ドアの向きは「開け閉めするだけの場所」と侮れません。
日々の暮らしの快適性、安心感、家全体の印象まで左右します。
家づくりの初期段階から方角を意識して計画することで、住んでからの満足度は確実に上がります。

「うちの敷地に一番合う玄関の向きは?」
そんな疑問は、びわこホームのコーディネーターにぜひご相談ください。

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