スタッフブログ・家づくりコラム
住宅ローンの選び方と、借りすぎないための資金計画の立て方【滋賀県甲賀市新築コラムVol.504】
2025.07.20
こんにちは!びわこホームです。
「家づくりの費用はだいたい分かってきたけれど…、じゃあ実際いくら借りたらいいの?」「住宅ローンってどれを選べばいいの?」
そんな疑問を持つ方は非常に多いです。家を建てるとき、土地や建物の価格だけでなく、住宅ローンの選び方と借入金額の判断基準は、将来の暮らしに直結する大切なテーマです。
今回のコラムでは、以下のことがわかります:
-
住宅ローンの金利タイプごとの違い
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借入可能額と無理のない返済額の考え方
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借りすぎて後悔しないための具体的な資金計画の立て方
「何となく不安だけど、ローンの話って難しそう」と思っている方にこそ、ぜひ最後まで読んでいただきたい内容です。
住宅ローンの選び方と、借りすぎないための資金計画の立て方
金利タイプの違いを理解することから始めよう
住宅ローンには主に以下の3つの金利タイプがあります。
① 固定金利型
借入時に金利が決まり、返済期間中ずっと変わらないタイプ。
例:フラット35など
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メリット:将来の金利上昇リスクがない/返済額がずっと一定で安心
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デメリット:変動型に比べると初期金利がやや高め
② 変動金利型
半年ごとに金利が見直されるタイプ。
市中金利の影響を強く受けるため、金利が上下する可能性がある。
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メリット:低金利時代では最も金利が低く設定される/初期返済額が抑えられる
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デメリット:金利上昇リスクがある/将来的な返済額が不安定
③ 固定期間選択型
一定期間(例:5年・10年など)だけ金利を固定できるタイプ。
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メリット:短期間の固定で安心を得られつつ、変動型より金利は抑えめ
-
デメリット:固定期間終了後の金利が読めない
金利の違いが月々の支払いに与える影響は?
たとえば【借入額3,000万円/35年返済】の場合:
金利タイプ | 適用金利 | 月々の返済額(目安) |
---|---|---|
変動金利型 | 0.5% | 約77,000円 |
固定期間選択型 | 1.3% | 約90,000円 |
固定金利型(フラット35) | 1.8% | 約99,000円 |
※元利均等・ボーナス返済なし・2025年相場想定
返済額に月2万円近い差が出ることもあるため、金利選びは非常に重要です。
「いくら借りられるか」より「いくらなら返せるか」で考える
住宅ローンは「借入可能額=返済可能額」ではありません。
銀行が見ているのは“年収に対する返済比率”
一般的には【年収の25〜30%】以内にローン返済を収めるのが安心とされます。
例)年収400万円の場合
→ 年間返済額の目安:100〜120万円程度
→ 月々の返済額:8万〜10万円が上限
ただし、子どもの教育費や老後資金なども考慮すると、月々7万円台を基準にする方がより安全です。
生活費+住宅ローン+将来設計をセットで考える
家計全体のバランスを取ることが、資金計画のカギです。
【実際に多い落とし穴】
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想定より教育費がかかり、ローン返済がきつくなった
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車の買い替えでローンが重なり、資金繰りが厳しくなった
-
ボーナス返済を組んだが、転職や業績悪化で受け取れずに焦った
【実例】
「子ども2人の進学費を考慮して、月々のローン返済は7万円台に抑えました。おかげで突然の出費にも対応できています」(湖南市30代/ご夫婦)
借りすぎないためのコツ①|「本体以外の費用」を事前に把握する
住宅費用は建物だけではありません。
土地・付帯工事・登記費用・保険・家具家電・引っ越し代…と思った以上に出費が多いのが実情です。
そのため、住宅ローンは「建物代だけでなく“その他費用を含めた総額”をカバーできるか」で考えることが大切です。
借りすぎないためのコツ②|「予備費」を残す
すべての資金を住宅に使い切ってしまうと、病気や失業、自然災害への備えがなくなります。
推奨されるのは、
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最低3ヶ月分の生活費を手元に残す
-
万一に備えた**生活防衛資金(100〜200万円)**を確保しておく
びわこホームの資金計画サポート|プロが伴走します
びわこホームでは、営業だけでなく、ファイナンシャルプランナーや設計士も同席し、最初のヒアリング段階から資金計画をお手伝いしています。
ワンストップで安心
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土地費用+建物費用+諸費用のトータルシミュレーション
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各金融機関のローン比較と最適提案
-
教育費や老後資金も含めた長期家計プラン
「いくら借りられるか」よりも「いくらなら安全に暮らしていけるか」を、ご家族ごとに具体的にシミュレーションしてご提案します。
まとめ|住宅ローンの正解は、“家族に合ったバランス”を見つけること
住宅ローンは、単なる“借入”ではなく、暮らし方そのものに影響を与える重大な選択です。
-
金利タイプを理解する
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借入可能額ではなく返済可能額で考える
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家計全体を見渡した計画を立てる
これらを実行することで、「家を建てたけれどローンが重荷でつらい…」という後悔を防げます。
滋賀県甲賀市・湖南市・東近江市で新築住宅をご検討の方は、
住宅ローンも土地も資金もすべて一緒に相談できる、びわこホームまでぜひご相談ください!
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