BLOG・COLUMN

スタッフブログ・家づくりコラム

後悔しない家づくりのための実例と対策vol.1【滋賀県甲賀市新築コラムVol.476】

2025.03.10

注文住宅の失敗から学ぶ!後悔しない家づくりのための実例と対策

注文住宅は自由度が高く、自分たちの理想を叶えられる魅力があります。しかし、実際に住んでみて「こうすればよかった…」と後悔することも少なくありません。そこで、よくある失敗例とその具体的な対策を詳しく解説します。これから家を建てる方は、ぜひ参考にしてください!


1. コンセント不足で家電が使いにくい

失敗例: リビングやキッチンにコンセントの数が足りず、延長コードが部屋中に張り巡らされてしまう。特に、キッチン家電や掃除機の充電場所が確保できず、ストレスに。

対策: 生活動線を考えながら、各部屋に必要なコンセントの数と位置を具体的にシミュレーションしましょう。例えば、テレビ周りには最低4口、キッチンには冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器・電気ケトル用に複数口のコンセントが必要です。さらに、スマホやタブレットの充電用に、USBポート付きのコンセントを導入すると便利です。


2. 収納スペースが足りず、部屋が散らかる

失敗例: 「広いリビングを優先したい!」と収納を削った結果、日用品や掃除道具の置き場がなく、リビングが常にゴチャゴチャ。

対策: 収納は「各部屋の広さの10%以上」を目安に設計すると、余裕を持って収納できます。また、クローゼット内に可動棚を設置したり、階段下や壁のデッドスペースを活用すると、限られたスペースを最大限に活用できます。ファミリークローゼットを設けると、家族全員の荷物をまとめて管理できて便利です。


3. 日当たりを考えずに設計し、暗いリビングに

失敗例: 土地の向きや周囲の建物を考慮せずに設計した結果、昼間でも照明が必要な暗いリビングに。

対策: 土地の方角や隣家の位置をしっかり確認し、日当たりを最大限確保できるよう設計します。例えば、南向きの大きな窓を設置し、吹き抜けやハイサイドライトを活用すると、光を効率的に取り込めます。また、庭に反射性の高い白砂利を敷くと、窓からの採光効果がアップします。


4. 洗濯動線が悪く、家事負担が増加

失敗例: 洗濯機が1階、干し場が2階、収納が寝室…と動線がバラバラで、洗濯1回の移動距離が長くなり、毎日の家事が大変に。

対策: 「洗濯→干す→畳む→収納」を最短距離で完結できる動線設計を心がけましょう。例えば、ランドリールームを設け、すぐ近くに室内干しスペースやバルコニーを配置すると、動線がスムーズになります。さらに、ファミリークローゼットを隣接させれば、畳んだ服をすぐ収納できて効率的です。


5. トイレの場所で後悔

失敗例: トイレの位置をリビングやダイニングの近くにしたことで、家族の使用音が気になったり、来客時に気まずい思いをすることに。

対策: トイレは人目や音が気になりにくい位置に配置しましょう。例えば、玄関ホールの奥や階段下など、生活空間から少し距離を取ると安心です。また、防音ドアや吸音材入りの壁材を使うことで、音漏れ対策ができます。さらに、消臭機能付きの換気扇を設置すると、快適さがグッと向上します。

これらの失敗例は、どれも設計段階でしっかり検討すれば回避できるものばかりです。これから注文住宅を建てる方は、ぜひ具体的な暮らしをイメージしながら、細部までこだわって設計を進めてくださいね!もし設計の段階で不安があれば、信頼できる工務店に相談すると安心です。

次回は、6〜10の失敗例と対策を詳しく解説しますので、お楽しみに!何か気になることがあれば、お気軽にコメントくださいね。

お電話での問い合わせ・ご相談

0120-76-0148

受付 / 9:00~20:00 (火・水定休)