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自宅岩盤浴のランニングコストと維持費【滋賀県甲賀市新築コラムVol.470】

2025.02.10

自宅岩盤浴のランニングコストと維持費:設置後の現実を知る

こんにちは!びわこホームです。

前回に引き続き、注文住宅で岩盤浴を設置しようかなと検討していらっしゃる方へ参考になりそうなコラムになっております。自宅に岩盤浴を設置することで、健康やリラクゼーションの効果を存分に楽しむことができます。しかし、その一方で、設置後にはランニングコストや定期的なメンテナンスが必要です。本記事では、岩盤浴を導入した後の費用や維持管理のポイントを詳しく解説します。これから設置を検討している方にとって、リアルな運用イメージがつかめる内容となっています。


岩盤浴のランニングコスト

岩盤浴を日常的に使用する場合、電気代やメンテナンス費用などがかかります。ここでは、具体的なランニングコストを解説します。

1. 電気代

岩盤浴の温熱設備を稼働させるには、一定の電力が必要です。

  • 一般的な電気ヒーター方式
    • 消費電力:1,500W–2,000W程度
    • 使用時間:1日あたり2時間(週5日利用の場合)
    • 月額電気代:5,000円–10,000円程度
  • 温水方式(ヒートポンプ利用)
    • 初期費用は高いですが、ランニングコストは比較的低めです。
    • 月額電気代:3,000円–6,000円程度

2. 換気設備の運転費用

湿度や空気を調整するための換気システムも電力を消費します。

  • 消費電力:100W–500W程度
  • 月額電気代:1,000円–2,000円程度

3. 水道代(温水システムの場合)

温水式の岩盤浴では、少量の水を使用します。ただし、通常の家庭用水道料金に比べて大きな負担にはなりません。

  • 月額水道代:500円–1,000円程度

4. 合計ランニングコスト

岩盤浴の使用頻度や設備仕様により異なりますが、月額8,000円–15,000円程度を見込んでおくとよいでしょう。


維持費とメンテナンスのポイント

自宅岩盤浴を長期間快適に使用するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。以下は具体的なメンテナンス項目とその費用感です。

1. 岩盤プレートの清掃

岩盤プレートには皮脂や汗が付着します。そのため、定期的な清掃が必要です。

  • 清掃頻度:1–2週間に1回
  • 清掃方法
    • 中性洗剤を含ませた布で拭き取る
    • 水気をしっかり乾燥させる
  • 注意点:研磨剤や漂白剤の使用は避ける

2. 換気設備のフィルター交換

換気設備は岩盤浴の空気を清潔に保つ重要な役割を果たします。

  • 交換頻度:半年に1回程度
  • 費用:1回あたり5,000円–10,000円
  • 目安:フィルターの汚れ具合に応じて適切に交換

3. 温熱設備の点検

電気ヒーターや温水システムの安全性を保つために、定期点検が必要です。

  • 点検頻度:1年に1回
  • 費用:1回あたり1万円–3万円
  • 内容
    • 電気配線やヒーターの動作確認
    • 温水配管の漏れチェック

4. 室内環境の管理

高温多湿な環境はカビの発生リスクを高めるため、室内環境の管理も重要です。

  • カビ対策
    • 使用後は換気を徹底
    • 月に1回、防カビ剤を使用
  • 費用:年間5,000円–1万円程度

5. 岩盤浴専用コーティング

岩盤プレートの耐久性を高めるために、専用のコーティングを施すこともあります。

  • 施工頻度:3–5年に1回
  • 費用:1回あたり5万円–10万円

実例から見るランニングコスト

以下は、実際に岩盤浴を設置した家庭のランニングコスト例です。

ケース1: 電気ヒーター方式の岩盤浴

  • 利用頻度:週3回、1回2時間
  • 月額ランニングコスト
    • 電気代:8,000円
    • メンテナンス費用(月平均):2,000円
  • 合計:10,000円程度

ケース2: 温水式+高性能換気システム

  • 利用頻度:週5回、1回1.5時間
  • 月額ランニングコスト
    • 電気代:6,000円
    • 水道代:800円
    • メンテナンス費用(月平均):3,000円
  • 合計:約10,000円

長持ちさせるためのコツ

  1. 定期清掃の徹底
    汚れを放置すると岩盤プレートや換気設備の劣化を早める原因になります。
  2. 湿度管理の徹底
    高湿度状態を長時間放置しないように注意し、使用後はしっかり換気を行いましょう。
  3. 定期点検を怠らない
    温熱設備や配管の劣化を防ぐために、専門業者による点検を欠かさないようにします。
  4. 専用の保護剤や防カビ剤の使用
    岩盤プレートを保護するための専用剤を使うことで、耐久性を高めることができます。

まとめ

自宅に岩盤浴を設置すると、健康やリラクゼーションの効果を手軽に得られますが、その一方でランニングコストや維持費、メンテナンスをしっかり把握しておくことが重要です。月額費用は8,000円–15,000円程度を見込み、適切なケアを行うことで快適な空間を長く維持できます。

注文住宅の計画段階でメンテナンス性やランニングコストを考慮した設備選びをすることで、導入後の満足度も高まるはずです。岩盤浴を自宅に取り入れる際の参考にしてください!

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