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シロアリ対策のポイント【滋賀県甲賀市注文住宅コラムVol.441】

2024.08.16

シロアリ対策のポイント

こんにちは!びわこホームです。

シロアリ対策に関心をお持ちの皆さん、こんにちは。シロアリは住宅の大敵であり、特に木造住宅においては深刻な被害を引き起こす可能性があります。この記事では、シロアリ被害の実態から新築時に行うべき対策、さらに入居後に気をつけるべきポイントまで詳しく解説します。

この記事を読むことで、シロアリ被害を未然に防ぎ、家を長持ちさせるための具体的な対策を学べます。特に、新築住宅を検討中のご家族や、既にお住まいの家を守りたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!


木造住宅はシロアリ被害にあいやすい?

木造住宅はシロアリにとって格好の餌場となるため、被害を受けやすい建物です。シロアリは木材を好んで食べ、内部から建材を蝕んでいきます。その結果、見た目は変わらなくても内部が脆弱になり、建物全体の構造が危険な状態に陥ることがあります。特に湿気の多い環境や、基礎がしっかりと防虫対策されていない場合には、シロアリの侵入リスクが高まります。


実例から見るシロアリ被害例

1. 柱や梁の腐食

シロアリは柱や梁といった建物の主要な構造部分を食い荒らします。これにより、建物の耐久性が大きく損なわれ、地震や風圧に対する抵抗力が低下します。特に、目に見えない場所で進行するため、気づいた時には大規模な修繕が必要になることがあります。

2. 床下の損傷

床下はシロアリの被害が発生しやすい場所の一つです。湿気がこもりやすく、床材が腐敗するとシロアリが集まりやすくなります。床が軋む、沈むといった症状が現れた場合は、早急に床下の調査を行う必要があります。

3. 内装材の劣化

壁や天井の内装材もシロアリの標的となります。シロアリが内部を食い荒らすことで、壁紙の浮きや剥がれ、天井の変色などが発生します。これらのサインを見逃すと、被害がさらに広がる可能性があります。

4. 家全体の崩壊リスク

最悪の場合、シロアリ被害が進行しすぎると、家全体が倒壊の危険にさらされます。特に基礎部分や主要な支柱が侵食された場合には、補修不可能な状態になることもあり得ます。


新築時のシロアリ対策

新築時にしっかりとシロアリ対策を行うことで、将来的な被害を大幅に防ぐことができます。

1. 防蟻処理の実施

建築時に木材や基礎部分に防蟻処理を施すことは非常に重要です。防蟻剤を使用することで、シロアリの侵入を防ぐことができます。また、定期的なメンテナンスも重要です。

2. 湿気対策

シロアリは湿気を好むため、建物の湿気対策も重要です。基礎部分に防湿シートを敷く、換気を適切に行う、排水設備を整えるなど、湿気がこもらない環境を作ることが効果的です。

3. 建材の選定

シロアリに強い建材を選ぶことも一つの方法です。耐久性のある木材や、防蟻加工が施された合板などを使用することで、シロアリの被害を軽減できます。

4. 周辺環境の整備

建物周囲の環境もシロアリ対策には重要です。庭や敷地の水はけを良くする、不要な木材やゴミを放置しない、樹木の根元を清掃するなど、シロアリの住処となる要因を排除することが大切です。


入居してからのシロアリ対策

新築後、入居してからもシロアリ対策は継続的に行う必要があります。

1. 定期点検の実施

入居後も定期的な点検を行うことが重要です。特に梅雨時期や湿気の多い季節には、床下や外壁のチェックを行い、早期発見に努めましょう。

2. プロの点検とメンテナンス

自分でできる範囲の点検だけでなく、定期的にプロの点検を依頼することも有効です。専門の知識を持った業者による点検で、見逃しがちな場所のシロアリ被害を早期に発見できます。

3. 早めの修繕対応

シロアリ被害が発見された場合、早めに修繕を行うことが大切です。被害が軽微なうちに対応することで、大規模な修繕を避けることができます。

4. 予防剤の再塗布

防蟻処理を行っている場合でも、数年ごとに予防剤の再塗布が必要です。特にシロアリが発生しやすい地域では、定期的な再塗布を行いましょう。


日頃から気をつけるべき注意点

シロアリ対策には、日常生活での注意も欠かせません。

1. 余分な木材を家の近くに置かない

シロアリは木材に引き寄せられるため、家の周りに不要な木材や廃材を置かないようにしましょう。特に雨に濡れる場所に放置すると、シロアリが集まりやすくなります。

2. 水回りの点検を怠らない

シロアリは湿気のある場所を好むため、水回りの点検は重要です。漏水や排水の不具合がないか定期的に確認し、必要に応じて修繕を行いましょう。

3. 庭の整備

庭や敷地の整備もシロアリ対策に有効です。木の枝や落ち葉をこまめに片付け、樹木の根元に湿気がこもらないようにすることで、シロアリの侵入を防ぎます。

4. 建物の外壁のチェック

外壁や基礎部分にひび割れや隙間がないか定期的にチェックし、発見した場合は早めに補修を行いましょう。シロアリは小さな隙間からでも侵入するため、見逃さないようにしましょう。


まとめ:シロアリ対策

シロアリ対策は、新築時から日頃のメンテナンスまで、一貫して行うことが重要です。木造住宅の寿命を延ばし、家族の安心を守るためにも、定期的な点検と適切な対策を心掛けましょう。シロアリ被害を未然に防ぎ、快適な住まいを長く保つために、今回紹介した対策をぜひ取り入れてください。

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