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注文住宅における下げ床と下げ天井のメリットとデメリット【滋賀県甲賀市注文住宅コラムVol.422】

2023.09.29

滋賀県の甲賀市、湖南市、蒲生郡日野町、竜王町、東近江市で注文住宅をご検討される皆様こんにちは、びわこホームです。

注文住宅を建てる際、下げ床や下げ天井の採用は、住宅のデザインや快適性に大きな影響を与える重要な決定です。この記事では、下げ床と下げ天井のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

 

注文住宅における下げ床と下げ天井のメリットとデメリット


下げ床とは?

下げ床は、一般的な床よりも低い位置に設置された床のことを指します。通常、下げ床は木製のフレームや鉄骨で支えられ、その上にフローリングや畳などの床材が敷かれます。下げ床を採用することで、住宅の内部にスペースを作り出すことができます。同様に、下げ天井は通常の天井よりも低い位置に設置され、照明や空調システムを隠すために使用されます。

下げ床と下げ天井のメリット

  1. 設備の収納スペースを確保: 下げ床や下げ天井を設けることで、配管や電気ケーブルなどの設備を隠すスペースを確保できます。これにより、見た目がすっきりとし、部屋の美観を損なわずに設備を配置できます。
  2. 断熱性の向上: 下げ床を採用することで、床下に断熱材を追加できます。これにより、冷暖房効率が向上し、エネルギーコストを節約できます。
  3. 足音や振動の軽減: 下げ床は、足音や振動を吸収する役割も果たします。これにより、隣接する部屋や階下の住人に対する騒音を軽減できます。
  4. デザインの自由度が高い: 下げ床や下げ天井は、室内のデザインに多くの自由度を提供します。天井の高さを調整することで、空間の印象を変えることができ、個性的な住空間を作り出すことができます。
  5. 配管の保護: 下げ床は、水道管や暖房の配管を床下に配置し、凍結や損傷から保護するのに役立ちます。これは寒冷地域で特に重要です。

下げ床と下げ天井のデメリット

  1. コストの増加: 下げ床や下げ天井を建設するには、追加の材料や労力が必要です。そのため、建設費用が増加する可能性があります。
  2. 天井高の低下: 下げ床や下げ天井を採用することで、室内の天井高が低くなることがあります。これは、天井の高さにこだわる人にとって不利になることがあります。
  3. スペースの減少: 下げ床を採用すると、床上げスペースを確保するために室内の広さが制限されることがあります。小さな部屋では、これが特に問題となる可能性があります。
  4. 修理やメンテナンスの複雑さ: 下げ床の下に設備が配置されているため、修理やメンテナンスが必要な場合、アクセスが制限されることがあります。これは、将来の問題の特定と解決を難しくする可能性があります。
  5. 重量制限: 下げ床は、一定の重量制限があります。重い家具や装置を配置する場合、床の強度を確保する必要があります。

 

まとめ


要するに、下げ床と下げ天井は、快適性やデザインの自由度を向上させる一方で、コストやスペース制約などのデメリットも考慮する必要があります。建設プロジェクトの特定のニーズや優先事項に基づいて、最適な選択肢を検討することが大切です。建築家や専門家との協力を通じて、自分の希望に合った注文住宅を設計しましょう。

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