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住宅照明の色と明るさによる印象や効果【滋賀県甲賀市注文住宅コラムVol.411】

2023.08.06

滋賀県の甲賀市、湖南市、蒲生郡日野町、竜王町、東近江市で注文住宅をご検討される皆様こんにちは、びわこホームです。

 

照明は住宅の内装において非常に重要な要素であり、色や明るさを工夫することで、部屋の雰囲気や空間の使い勝手が大きく変わります。適切な色や明るさの照明を取り入れることで、快適な居住空間を作り上げることができます。今回は、主な部屋ごとにおすすめの照明とその効果についてご紹介していきます。

 

住宅照明の色と明るさによる印象や効果


【1.リビングルーム】

リビングルームは家族や友人とくつろぐ場所であり、多様な活動が行われる空間です。そのため、柔軟な照明が求められます。

  1. メインライト:シーリングライトやペンダントライトなどのメインライトは、広範囲を均一に照らすのに適しています。明るさは中程度から明るめが良いでしょう。暖色系の白熱灯や電球色LEDを使用すると、居心地の良い雰囲気を醸し出します。
  2. アクセントライト:間接照明やスポットライトを使用して、絵画や装飾品、観葉植物などを照らすことで、空間に深みを与えます。暖色系の光を選ぶことで、より暖かく包まれる感じを演出します。
  3. 読書灯:ソファーやリクライニングチェアには、読書灯を置くと便利です。暖色系のデスクライトやスタンドライトを使用し、リラックスした雰囲気を作り出します。

【2.ダイニングルーム】

ダイニングルームは家族や友人と食事を楽しむ場所であり、食事の時間をより特別なものにする照明が求められます。

  1. ダイニングテーブル上のペンダントライト:ダイニングテーブル上に吊るすペンダントライトは、食卓を美しく照らし、食事の雰囲気を演出します。明るさはやや明るめが適しており、暖色系の電球を使用することで、食欲を刺激する効果があります。
  2. ローボードやウォールシェルフのアクセントライト:食器棚やローボードの上にアクセントライトを設置することで、ダイニングルーム全体の雰囲気を引き締めます。間接照明を取り入れると、落ち着いた雰囲気を生み出すことができます。

【3.寝室】

寝室はリラックスできる場所であり、快眠をサポートする照明が重要です。

  1. ベッドサイドライト:寝る前の読書やリラックスするために、ベッドサイドに配置するライトは暖色系の柔らかな光を選びましょう。スマートライトを利用して調光機能を備えることで、光の明るさを調整できると便利です。
  2. アンビエントライト:寝室全体を柔らかく包むアンビエントライトは、リラックスした雰囲気を作り出します。暖色系のシーリングライトやスタンドライトを選択すると、寝室がより居心地の良い場所となります。

【4.キッチン】

キッチンは料理や家事を行う場所であり、作業効率を高める照明が必要です。

  1. カウンター照明:調理や食材の下処理を行うカウンターには、明るくシャープな光を当てることが重要です。白色系のLED照明を使用すると、作業スペースが明瞭になり、料理の安全性も向上します。
  2. ダイニングテーブル上のペンダントライト:キッチンにダイニングスペースがある場合、テーブル上にペンダントライトを設置することで、食事の時間をより特別なものにします。明るさはダイニングルームと同様にやや明るめが良いでしょう。

【5.書斎・仕事部屋】

書斎や仕事部屋は集中して作業する場所であり、集中力を高める照明が必要です。

  1. デスクライト:作業デスク上に配置するデスクライトは、明るさが調節可能なものがおすすめです。ホワイトカラーのLEDライトを使用すると、視認性が高まり、目の疲れを軽減できます。
  2. アクセントライト:書斎には読書や休憩スペースを設けることもあります。その際は、アクセントライトを配置して、リラックスした雰囲気を演出すると良いでしょう。

【6.バスルーム】

バスルームは清潔感を重視し、明るさと防水性が求められます。

  1. 天井照明:バスルーム全体を明るく照らす天井照明は、清潔感を演出するのに役立ちます。明るめの白色系LEDを使用することで、バスルームがより明るく広々とした印象を与えます。
  2. ミラー照明:洗面台や化粧台の上にミラー照明を設置することで、顔のシャドウを減らし、化粧や身だしなみの作業をスムーズに行えるようにします。

【7.子供部屋】

子供部屋は遊びや学習の場であり、創造性や学習意欲を刺激する照明が重要です。

  1. 明るい天井照明:子供部屋の天井には明るい照明を取り付けて、遊びや勉強に適した環境を作り出します。明るく優しい色合いのライトが、子供たちの好奇心を引き立てます。
  2. デスクライト:勉強スペースには明るさが調節可能なデスクライトを置くことで、集中力を高めます。また、子供の好みに合わせたデザインのライトを選ぶと、子供たちのモチベーションを向上させることができます。

 

 

【照明の色による印象や効果】

  • 暖色系(オレンジや黄色など)の照明:暖色系の照明は心地よくリラックスできる印象を与えます。リビングルームや寝室など、くつろぐ場所やリラックスする場所に適しています。暖かみのある照明は、家族や友人とのコミュニケーションを促進し、心地よいひとときを提供します。
  • 寒色系(青や白など)の照明:寒色系の照明は、清潔感や明るさを強調する効果があります。キッチンやバスルームなど、清潔さが求められる場所に適しています。また、明るさが必要な作業スペースや学習スペースでも有効です。寒色系の照明は集中力を高め、活動的な雰囲気を作り出します。
  • カラフルな照明:子供部屋やプレイルームなど、子供たちの創造性を刺激したり、楽しく遊ぶためにカラフルな照明を使用すると良いでしょう。色とりどりの照明は、子供たちの想像力をかき立て、遊びの幅を広げます。

【照明の明るさによる印象や効果】

  • 明るい照明:明るい照明は広々とした印象を与え、活動的な雰囲気を作り出します。リビングルームやキッチンなど、活動や社交を重視する場所に適しています。また、明るい照明は視認性を高め、安全性を確保することにも貢献します。
  • 落ち着いた照明:落ち着いた照明はリラックスした雰囲気を演出し、心地よい空間を作り出します。寝室やリビングルームなど、くつろぎや休息を重視する場所に適しています。明るすぎず暗すぎずの適度な明るさが、心身のリラックスに寄与します。
  • 調光可能な照明:調光機能を備えた照明は、シーンや活動に合わせて明るさを調整できるため、非常に便利です。特に寝室やリビングルームなど、さまざまな活動が行われる場所では、明るさの調整が重要となります。調光機能を持つ照明は、照明の効果を柔軟に変えることができます。

【まとめ】


照明の色と明るさによる印象や効果は、住宅の各部屋によって異なります。リビングルームや寝室では暖色系の照明を取り入れてリラックスした雰囲気を演出し、ダイニングルームでは明るめの照明を使って食事を特別なものにし、キッチンや書斎では寒色系や明るい照明を利用して作業効率を高めることが重要です。子供部屋ではカラフルな照明で創造性を刺激することができます。

また、照明の色と明るさだけでなく、照明器具のデザインや配置、間接照明の利用なども重要な要素です。家族の生活スタイルや好みに合わせて照明を選び、居心地の良い住宅空間を創り上げることが大切です。

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