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知っておきたい「洗面ボウル」の種類と選び方①【滋賀県甲賀市新築コラムVol.397】

2023.06.04

甲賀市、湖南市、蒲生郡日野町、竜王町、東近江市で注文住宅をご検討される皆様こんにちは。

 

手や顔を洗う、歯を磨く、化粧をする、髪を整えるなど、さまざまな役割を担っていて私たちの日常生活に欠かせない「洗面台」

今回は洗面台の豊富なバリエーションなどをご紹介していきます。

 

知っておきたい「洗面ボウル」の種類と選び方


1.洗面台とは

「洗面化粧台」は、「洗面ボウル(洗面器)」「収納棚」「カウンター」など複数のパーツで成り立っており、使い方によって必要なサイズや形状、機能が異なります。特に造作洗面台を設置する時に何を選べばいいか悩ましいところです。造作洗面台づくりに役立つ「洗面ボウル」の基本をご紹介していきます。

一般に設備としては

  • 洗面ボウル(洗面器)
  • ミラー
  • 水栓金具
  • 照明
  • カウンター
  • 収納棚

といった機能を組み合わせて構成されています。家づくりでは洗面ボウルと収納棚が一体となったメーカー製の洗面化粧台が選ばれることが多いですが、注文住宅では先に上げた各パーツを家のテイストや自分の好み、使い勝手に合わせてオーダーメイドする「造作洗面台」を採用するケースも多く見られます。中でも「洗面ボウル」の選択は、見た目のデザインや使い勝手に大きく関わるので、選択肢や選び方のポイントを押さえて検討していきましょう。

 

2. 「洗面ボウル」の形と素材

洗面ボウルの形

「洗面ボウル」には豊富な形と素材があります。何を選ぶかで、見た目の印象や使い勝手の良さ、掃除のしやすさなどが変わるので、種類を知って選ぶことが大切です。ここでは「造作洗面台」で特によく使われるものをご紹介します。

ベッセル式洗面器(置き型洗面器)

ベッセル式はカウンター据え置きタイプの洗面器です。洗練されたデザインの水まわりを自宅に作りやすいこともあり、最近の注文住宅ではこのベッセル式がだいぶ一般化してきています。形は主にラウンド(円)型とスクエア(角)型があります。

ベッセル式を設置する際に気をつけたいのは「高さ」です。洗面器の上端までが高さになるので、カウンターが高すぎると腕が洗面器のフふちに当たって顔が洗いにくいなど使い勝手に影響します。

 

アンダーカウンター式洗面器

アンダーカウンター式洗面器は、カウンター面の下に洗面ボウルが埋め込まれたタイプの洗面台です。洗面ボウルのふちがカウンター面に出ないので、すっきりとした見た目に仕上がります。大理石調のカウンター材を選ぶと雰囲気の異なるホテルライクな洗面まわりを演出できます。すっきりとしている分、水栓金具など周辺のアイテムがよく映えます。

 

オーバーカウンター式洗面器(埋め込み式洗面器)

オーバーカウンター式の洗面器も注文住宅の造作洗面台ではよく見られます。特にこのタイプで人気があるのが、実験用・病院用シンクを洗面器代わりに組み込んだ例です。デザイン性に加え、幅も深さも十分で使いやすいのも魅力です。

上からはめ込むだけで施工性は良いですが、洗面器とカウンターの接続部の掃除がしにくいのが難点。洗面ボウルのラインナップは、国内メーカー品は少ないですが、海外メーカー品は扱いが多いので気に入るものを探しましょう。

 

カウンター・洗面器一体型

ベッセル式とともに造作洗面台でスタンダードになりつつあるのが、カウンターと洗面器が一体化したタイプになります。素材は樹脂に限られてしまいますが、一体成型なので継ぎ目がなくシンプルですっきりとした見た目に仕上がります。奥行きが十分に確保できない場合は、壁出し水栓にすることも可能です。

 

 

今回はここまで。

次回は素材の違いや掃除のしやすさなどについてご紹介していきます。

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