BLOG・COLUMN

スタッフブログ・家づくりコラム

壁紙の失敗しない選び方②【滋賀県甲賀市新築コラムVol.390】

2023.05.11

甲賀市、湖南市、蒲生郡日野町、竜王町、東近江市で注文住宅をご検討される皆様こんにちは。

 

前回に引き続き「壁紙の失敗しない選び方」のご紹介です。

前回は壁紙は重要なのか、選ぶ時の注意点でしたが今回は失敗しない選び方のためにおさえておきたいポイントなどをご紹介していきます。

 

壁紙の失敗しない選び方


壁紙選びで失敗しないために

壁紙選びで失敗を減らすために大切なのは、壁紙や家具も含めた全てをインテリアとして捉えて空間全体をコーディネートすることにあります。 「どんな雰囲気にしたいのか」「何をする場所なのか」などをしっかりと整理し、家族が快適に過ごせる空間となるような壁紙選びを進めましょう。 失敗しないための基本となるポイントがいくつかあるので紹介していきます。

 

床やドアの色味と合わせる

部屋の中に異なる色味が複数存在すると、統一感のない空間になってしまいがちです。例えばドアと床が明るいライトブラウンなのに、重厚でクラシカルな雰囲気を持つ壁紙を選んでしまうと、纏まりがなくなり洗練された空間にはなりません。 ドアや床の色味と合わせた壁紙を選択することが、纏まりのあるおしゃれな空間をつくるコツです。

 

実際に貼る場所でカタログを確認する

前回でご紹介した面積効果以外にもテーブルや机の上で見る色味と実際に壁に貼ってある場合の色味では、照明や日光の当たり方によって異なって見えてしまいます。 その壁紙を貼ろうとしている部屋にサンプルや見本を持っていって壁にあてて確認してみましょう。近くで見た時、遠くから見た時以外でも、できれば昼間の太陽光が届く環境と夜間の照明光のもとで確認しておくことが大事です。 昼と夜、異なる環境で色味を確認しておけば、実際に住み始めてからも「なんかイメージと違う」となる可能性が減らせます。

 

性能にも注目しよう!

壁紙には色や柄の他にも様々な性能を持つ商品があります。防火性能、消臭効果、耐水性能、汚れ防止性能など。この他にもメーカー各社から様々な性能を持った壁紙が用意されています。 キッチンには汚れ防止と防火性能、洗面室などの水回りには耐水性能が付いた壁紙を選ぶ…というように、空間の用途に合わせて性能にも注目して壁紙を選ぶとより快適な住居を作ることができます。

 

おすすめはグレー?流行色にも注意

くすみがかったニュアンスカラーや彩度の低いペールカラーが最近は人気を集めています。特にグレーがかった色味をモデルハウスや完成見学会などで見かける機会が多く、落ち着いた色合いに憧れを持つ方も多いのではないでしょうか。流行色は新築時はベストに感じても、5年、10年と経過するにつれて時代遅れな印象を与えてしまうこともあります。あまり流行にとらわれすぎず、自分が本当に気に入った色を選ぶほうが愛着が持てるかもしれません。

 

 

 

壁紙は雰囲気だけでなく住みやすさにも影響する!

紹介してきたように壁紙はインテリアに大きく影響し、空間の良し悪しを左右する重要なアイテムです。壁紙が住まい全体の心地良さにも関係していることを意識しておきましょう。 どれを選んで良いのかわからないからとりあえず白色の無難なデザインにしておこう、というように安易に決めてしまうと住み始めてから「やっぱりああしとけば良かったかも」と後悔することになるかもしれません。

 

デザイン性だけを重視しない

カタログにはシックなものから可愛いものまで素敵なデザインの壁紙がたくさん載っています。ついついどんなイメージの空間にしたいのかを忘れて、単純に目の前にあるカタログの壁紙を見て、自分が気に入ったものを選びたくなってしまうかもしれません。 しかしこの選び方では理想の空間を作ることはできません。カタログを見るときは、第一に自分が理想としている空間全体を忘れないようにイメージしながら選ぶようにすることが大切です。手元や机、スマホなどで理想としているインテリアの画像や雑誌などを用意して置いておき、常に見比べる事ができる状態にしておくと良いでしょう。

 

家具を先に選んでおくのも◎

先に家具を選んでおくというのも、失敗せずにイメージ通りの壁紙を選ぶ事ができるコツですので良いポイントと言えるでしょう。家具は実際の生活をイメージしやすくしてくれるため、より明確に理想の空間をイメージすることができます。 空間のイメージが明確になっていると、選択肢が絞れるので複数ある壁紙の中からでも選びやすくなります。 空間全体に影響を与える壁紙だからこそ、絶対に失敗したくはありません。 ですが自分が良いと思っていても不安になるものです。迷ったり悩んだ時は、インテリアコーディネーターなどの専門家に相談してみましょう。自分のイメージを伝えておくと、 デザイン性だけでなく機能性や他のインテリアとの相性を踏まえた適切なアドバイスがもらえますよ。

 

 

まとめ


・家の面積の大部分をしめる壁紙は重要、後悔しない為にしっかりと選ぶことが大事。

・白系はカタログより明るく見える、黒系は暗く見える

・継ぎ目に注意したいなら厚手で凹凸のものが目立ちにくい

・柄物は飽きてしまうこともあるので5~10年を見越した飽きのない壁紙を選ぶ

・デザイン性だけを重視せず、性能面も見て住みやすい家を意識する

・壁紙は家の一部、インテリア全体のバランスを考慮し悩んだらインテリアコーディネーターに相談する

 

如何でしたでしょうか。壁紙選びはまだ家が建っていない段階で決めることや、小さなサンプルをもとに決めることから悩んでしまいがちです。しかしよくわからないからと無難な位置でおさえたり、適当に決めてしまうと、後々に大きな後悔となってしまいかねません。ハウスメーカーやインテリアコーディネーターと相談しながら、流行と長く愛せるデザインのバランスをみて、慎重に決めていってくださいね。

お電話での問い合わせ・ご相談

0120-76-0148

受付 / 9:00~20:00 (火・水定休)