想像力を育てる間取りにこだわった家

気配という日本人ならではのコミュニケーション方法を楽しむために、家族がつながりコミュニケーションがとれるようにたくさんの居場所をつくりお互いの気配を感じながらもそれぞれの時間を楽しめる間取りを考えました。

外壁は塗り壁と無垢材、屋根にはガルバニウムを採用しました。家の壁と軒天井を少し斜めに傾けている高台に建つお家です。

1Fリビングの奥には仕切られたセカンドダイニングがあります。空間が分かれていることで、家族がそれぞれの空間を自由に過ごすことができます。「同じ場所で同じ時間を過ごすことも大切だけど、違う場所で違う過ごし方も楽しめるように」という工夫がされています。

セカンドダイニングは、オーダーメイドで制作した座り心地にこだわったソファーとヴィンテージ家具のテーブルと椅子でコーディネートしカフェのような空間をつくっています。

室内窓からの光、トップライトからの光、オーダーメイド照明の光と3つの光で照らされる空間は、ゆっくりとした時間を過ごすことができるこだわりの場所です。夫婦でティータイムを過ごすのはもちろん、客間としても使える便利なスペースとなっています。

広いセカンドリビングには、書斎と高台ならではの景色を楽しむことができる場所があります。高台なので窓からの景色も良く、自然と家族が集まるのんびりとしたセカンドリビングになりそうです。

広く窓からの景色が良いデスクで仕事もはかどりそうです。後ろの棚に本や雑誌、お気に入りのインテリアを置いてみたり、自分だけのこだわりの空間がつくれる書斎です。

カーペットに座ったり寝転んでみたり先程のデスクとはまた違った、のんびりできるもう一つのデスク。ティータイムや趣味の時間を楽しんだり、日差しがあたたかく差し込む中でお昼寝をする…など、みなさんならどんな風に使いたいですか？

ダイニングの床はタイルに床暖房を仕込んでいます。寒い季節も足元を暖かくしておくことができます。

ホワイトをベースにしたすっきりと清潔感のあるキッチンです。他の部屋とはまた違ったモダンな雰囲気が素敵です。

たくさん部屋が分かれていますが、全体的につながりのある空間になっています。家族がそれぞれ別の部屋にいてもコミュニケーションをとることができます。